最初のきっかけはブログで見つけてくださり
私のジュエリーをコレクターのように、ご購入くださっている顧客の方からである。
その後どんどんと交流は深まり、
地元の皆生温泉に遊びに来てくださったり、
イベントにも来てくださり、
今ではフィレンツェでもお食事をしたり、わが家にお招きして歓談する仲となる。
日本に帰ることができないこんな時なので、
このびっくりドッキリ小包は
私の心を有頂天にさせた。
次女には大好きなポケモンのパジャマが入っていて、
そして長女やわれわれ夫婦にも、あったかグッズを選んでくださっていた。
そして極めつけが、鬼滅の刃の日本語版の漫画。
1巻から7巻まではイタリア語で購入して、大切に読み進めている。
次女は、学校で自分の好きな本を紹介する時に、
こちらの漫画も紹介するほどのめり込んでいる。
私は、鬼滅の中で冨岡義勇が好きで、
わが家の愛猫ルイのクールな表情が、富岡義勇とオーバーラップして、
猫に向かって
「冨岡さん」
と呼ぶこともある。
そんな馬鹿な母親の様子を見て
「違うってばぁ。」
と笑いながら、日本での鬼滅フィーバーをよそに
わが家のペースでこのフィーバーは続いている。
すぐさま、日本語の漫画に手を出したいところをぐっとこらえて、
私はイタリア語版の7巻に突入。
映画で見た、煉獄さんの駅弁を食べながら
「うまい!うまい!」
「うまい!うまい!」
の連呼場面を楽しみにしていたら、
イタリア版では
「Che Buono! Che Buono! ケ ボーノ! ケ ボーノ!」
であった。
世界がひっくり返っているような今、
こうして誰かをとびきり喜ばせることができる人は
何とも素敵ではないだろうか?
みんながキリキリして、自分のことばかり考えて、世知辛くなっている今だからこそ、
誰かのことを思う優しさは、ひときわ際立つ。
そして受け取った時のこのあたたかな思いは、
やはり、私から家族へ、そして市場で出会う黒人の若者へと連鎖していく。
私からの連鎖は、ささやかなものであるかもしれないけれど、
水面に落ちた一滴の水から波紋が広がっていくように、
世界中の人々が、誰かのための小さな思いを忘れないで、
日々この一滴を心がけていったとしたら、
きっとコロナ前の世界以上の、
あたたかで優しい世界を見ることができるのではないだろうか。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。




