日曜日いっぱいこの自然と戯れる日々を続けたいという思いもありながら、
フィレンツェでの所用に向かう。
出発ギリギリまで私は、緑の中で虫の声や風の音を感じながら、本を読む。
子供たちは猫と戯れ続ける。
そう先週末、展示会を数時間抜けて行った長女のテニスの試合は、大どんでん返しの勝利だった。
とても楽しんだのだが、決勝戦がこのアグリツーリズモで過ごす日曜と重なったため、私たちはがっくりとした。
棄権するという手もあったけれど、長女はやっぱり試合に出たいという。
午後15時からの試合に向けて、泣く泣くGuinzano を出発する。
ぴーかんに晴れた天気だというのに、室内コートがあてがわれる。
中はサウナのような蒸し暑さ。
肌寒さまで感じる山から下りてきたわれわれには、湿度が一層不快に感じられる。
長女はきついだろうなぁ
と思いながら試合を見る。
蓋を開けてみると、完全なる長女のペース。
第1セットは6ー0で完勝。
このまま行けるかというところ、
このサウナのような室内コートがじわじわと長女の体力を奪っていく。
そして相手は、調子を上げてきた。
第2セットは3-3で拮抗する。
「相手が調子を上げてきているから、君もしっかりな。」
と主人に言われたからか、打ち込む姿を多く目にするようになる。
しかし、ネットやらアウトが多くなる。
私が
「相手が調子を上げてきているけれど、無闇に強いボールを打つのではなくて、入れていこう。」
とアドバイスすると、
「パパと反対じゃん。」
と長女。
主人も私と同じことを意図していたのだが、あいまいな表現では、伝わらない。
言葉とは難しいものだ。
しっかりしようと思った長女はやっぱり1セット目よりも打ち込むことを決めたのだろうが、
それがミスと疲弊の要因になっていた。
相手は長女より身長が30センチくらい小さく、体格では完全に長女が優っている。
小さくて細いのだが、相手の力を利用して打ち返す頭脳的なプレースタイル。
打っても打っても返ってくるので、これでもか〜〜
ともっと打ちこみたくなる
気も分かる。
しかしここにはまると相手の思うツボ。
だから、速い球でなくていいから、深いボールを打つようにアドバイスする。
途中からまた頭を切り替えたのか、長女はそこから粘りのテニスを展開し、
結局第2セットも6ー4で逃げ切って、14歳以下の部で優勝した。
グッビォから帰る途中
「試合に負けても、落胆しないように。週末楽しんだんだから、そのままテニスの試合も楽しもう。」
と主人。
長女ではなくて私に向けられた言葉なので、観戦していて熱くなるな!
という忠告なのだ。
結果、最高の週末となった。
十二分に遊び、勝利も手にしてご満悦の長女だった。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
アグリツーリズモ
Guinzano
住所 Santa Cristina53 06024 Gubbio
Tel 075 920037
348 2254 701








