環境問題、政治汚職、そして足るを知る心、ダンテの時代にも想いを馳せる | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

本日は、主人のダンテ講演会があるので、いつも彼が担当している次女のテニスへの送り迎えは私が担当する。

暖かくなってきたので、施設のコートは全て屋外コートへと変身する。

あまり見ることのない次女のレッスンを見ることができた。





背中に春の日差しを感じる。
ぽかぽかと温まっていくのがなんとも心地よい。
肩こり持ちの私にはこの自然の温湿布が、じわじわと効く。

眠ってしまいそうになりながら、途中カフェでカプチーノを飲んで目を覚まして、個展の招待状を一つ一つしたためる。





夕食を子供たちに食べさせて、今度はシアターへ向かう。

Marina Forti氏のMala Terra出版記念会も兼ねて行われた今回のダンテ講演会は、煉獄篇の第6歌だった。

氏の本は、経済成長の裏にある、環境汚染について書かれたもので、

その経緯から政治的な内容の濃い第6歌となる。

一見、良いと思われることの裏に潜む悪。
悲しみにつながる悪。



知っていても知らないふりをするためにその悪ははびこっていく。

日本の原発のことが脳裏をよぎる。

大きなお金が動き、快適な生活が営める裏には、悲しみが積もっている。

代償を払うのは次世代であり、その張本人である責任者が、それこそこの世を去り地獄の門を叩いている時にその現実は訪れるのかもしれない。



そんなことを考えながら、ダンテの詩のリズムを体に刻み込む。

チェロ奏者のヴォルフガングが奏でる音色と共に、子供たちが担う未来が、美しい地球とともにあることを願ってやまない。




テッセン ペンダント 925シルバー 西洋彫り

それでは皆さん、今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました


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