ペルゴラ劇場の上質な音楽コンサートに次女も参上〜〜 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

イタリアでは12月8日無原罪のお宿りの祝日にクリスマスツリーの飾り付けをする。

そして1月6日の東方三博士の礼拝の日でクリスマスが終わる。
その日にツリーをしまう。

恒例のツリー飾り付けは子供たちに任せる。



大きくなってスイスイことが進む。




あっという間に出来上がり、その後次女はミラノの修道院を訪ねたときに、そちらで購入したプレゼピオをツリーとともに飾ろうと、試行錯誤。



背景に色を塗ったり、色々と工夫しているようでした。

こちらを買った素晴らしい修道院の記事にプレゼピオについて書いている。


子供たちがこれらのミッションに没頭している間、われわれはそれぞれの仕事に没頭する。

主人は納期の迫った記事を仕上げるべく、
そして私は彫金作業を黙々と進める。

午後からのイベントに備えて。


久しぶりに近所のペルゴラ劇場のコンサートへ行く。

当日になって次女も付いて行きたいと言い出した。

それでは、プラテア(一階席)ではなくて、他の人に迷惑をかけないパルコ席にしようと思った。

この会場では充実した室内音楽のコンサートが行われているので、長女が小さい時は何度も足を運んだ。ピアノを一生懸命やっていた頃だったので、アンドラーシュ シフや今は亡きアルド チッコリーニなど、数々の名ピアニストの演奏を聴いた。

今はスポーツに傾倒しているので、残念ながらクラシック音楽からは疎遠になっているが、

それはそれでいい。
美しいものを見たり聴いたりした体験は、必ず体の中の細胞に残る。


次女は、クラシック音楽のコンサートは、ほぼ初体験だが、興味深く見入り聴いていた。





私や主人の膝の上に代わる代わるやって来ては、時々指揮者のように手を振りながら、
という自由奔放な見方だった。

クヮルテットカザルスのバイオリンニストの一人が女性だ。

深い赤のドレスに身を包んで、背筋をピンとまっすぐにし、力強い音色を響かせていた。

何と素敵なのだろうか!

私は一瞬にして彼女に魅了された。

ベートーベンの陰影のある四重奏の中で、激しく情熱がほとばしるような節が、体をビリビリと震わせる。

音が体の中で共鳴していくこの感覚が、音楽を聴く醍醐味でもあり、

全ての芸術が持ち合わせている感動という贈り物である。

この瞬間に居合わせる喜びでいっぱいになる。

そしてふと横を見ると、
次女の顔が。

彼女も満面の笑みを送り返す。

彼女にとっては難解だったのでは!と思える曲もあったが

「行って良かった。また行きたい!」
と言うということは

まんざらでもなかったのだろう。



合間の休憩時間では私はカフェ、彼女はクッキーで小休止する。



雑多なことにまみれた日常から、ぽっかりと切り離されたような空間と時間を過ごした私たち。

芸術が世の中にあって本当にありがたいと思う。

心も体も活力にみなぎっている時は、喜びは何倍にも膨れ上がり、

反対に悲しいことがあって、苦しい面持ちの時は、その悲しみを和らげてくれる。

そういうものの一片に次女が触れたことも嬉しかった。

それらが世界に果たす役割を、小さいながらも肌で感じてくれれば良いなぁ
などと思ったが、

それはあまりにも壮大すぎるかな?


こちらのペルゴラ劇場は、10月から4月頭まで、土日はクラシック音楽(主に室内楽)のコンサートが目白押しだ。


土曜日が16時から、日曜日が21時からの開演となるので、一時間前に劇場に行けば、当日券を買うことができるので、

旅の思い出にふらりと寄られて、素晴らしい音楽を堪能されるのも一興だと思う。

ミロ ピアス 925シルバー 西洋彫り


今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました



ペルゴラ劇場 
住所Via della pergola 30
 Tel 055-0763333 
チケット売り場9.30-18.30


Kaoruko Nakashima がフィレンツェで制作しているハンドメイドジュエリーにご興味がおありの方はどうぞこちらをご覧ください。 

VersiColori 
価格、制作時間、送付方法などのご質問は、サイト内のお問合せ、或いはブログのコメント欄より、ふるってご連絡ください。


 

 インスタも見てみてくださいね。
Instagram