主人とウフィッツィ美術館でピエロを鑑賞 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

こんにちは。

フィレンツェ物作り物語のKaorukoです。


今日はこちらから。


私の大好きな画家、ピエロ デッラ フランチェスカ(1412-1492)のウルビーノ公夫妻の肖像。





主人と二人でウフィッツィ美術館に、足を運び、最初から決めた絵のところで、ゆっくりと鑑賞しました。そして、今日は主人が私のプライベートガイドということで、


あまりしゃべってくれなかった・・・


というのは冗談で、疑問点をたくさん質問しました。



ピエロ デッラ フランチェスカは好きでも、実は私、この鼻の曲がった、ウルビーノ公爵が苦手で、他のピエロの絵ほど、心酔できていませんでした。



この公爵、フェデリーコ ダ モンテフェルトロは生まれつきこうだったわけではなく、馬上試合で鼻を折り、目も負傷し、ほとんどの自画像がこんな感じですので、一度見たら忘れませんよね。



そして、奥方、バッティスタ スフォルツァ。

絵の制作中にはこの世の人ではありません。ですので、全体に青白く、生気が失われたように、わざと描かれています。



裏面の、馬車に乗っている姿を見ても、影の部分の薄さ、そして奥方の影は無い!?

また彼女の馬車をひいているのは愛の象徴でもある、ユニコーン。






でもこちらもやはり現実のものではないという点で、既に彼女はこちらの世界にはいないことを表しているのかもしれません。








ピエロの描く青い空と、風景のち密さに浸りながらじっくりと絵を見る。

とても贅沢な時間。




私の最も好きな彼の絵は、モンテルキにある出産の聖母。(画像はウィキペディアより)








そしてサンセポルクロにある慈悲の聖母。(こちらの画像もウィキペディアより)




共に、静謐な聖母の表情、着ている服の色の温かさ(青い方も温かい感じがするんです!)そういったものに、心打たれます。


アレッツォ近郊ですので、是非一度見に行ってみて下さいね。


その後、下の階で、パルミジャニーノとコレッジョを堪能しましたが、それはまたの機会にということで!


最後に、美術鑑賞後に、シニョリ-ア広場にあるリボワールで、休憩。

ビターなチョコレートケーキが、少々お疲れ気味の体にじんわりと、効きました。





今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。