私のジュエリー作業台 | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

こんにちは。
フィレンツェ物作り物語のKaoruko です。

この変わった形の机ふうなものが、彫金の作業台です。
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まあるく、お腹のあたりにフィットして、両サイド手前まで曲線が続く、面白いデザイン。
金属片がむやみに散らばるのを防ぐ美しい形です。(通常のものには、引き出しがあります。)

日本の作業台とは形状が違うようで、こちらで修行を積んだ人々は、帰る時、持って帰りたがります。
船便で送った友人も一人ではありません。

我が家にも長年慣れ親しみ、引越しのたびに私について来た戦友のような作業台、(イタリア語ではBanco バンコ)があります。

最初の引越しで利用した、タクシーの中に付属品の引き出しを置き忘れ、すぐに電話したものの、ここはイタリア
知らぬ存ぜぬで、行方知らずに。

新しいバンコだったので、かなりへこみましたが、引き出しだけ買うのは、かなり割高で、そのままに。

その後IDRUS で出会った職人さんから、代わりに布をしく方法なども聞き、なくても問題がないことも確証され、今ではこの引き出しなしスタイルが定着しました。

しかし家では、食卓があるスペースにバンコを置いているのはかなり味気ない風景。

ということでカバーをかけ、使うたびに道具など全て片付けます。

子供が小さかった頃など、尖った道具が多いことも、火を使うこともかなり気がかりでした。

また、金属片やワックスのカスなどがアレルギーを起こすのでは?

などと友人にも言われ、最初のうちは疑心暗鬼でこわごわ作業していました。

そのうち、病は気からではありませんが、何も起こらないという確信のもと、子供たちはすくすくと育っております。


難点は、やりかけの作業もそのままにはできないこと。

きっちり片付けると、
「あれ、何してたんだっけ⁉️」
と作業効率はかなり下がります。

下の写真は職場の私のバンコ。

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この乱雑さ❗️
でも、作業効率はこの方がいい。

乱雑な机から天才的なひらめきが生まれるように、カオスのバンコから、キラリと輝く作品が生まれます。

いつもそう、というわけではありませんが(笑)

いずれにせよ、二つのバンコが私のジュエリーラインVersiColoriを支えてくれています。

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今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。