フィレンツェ物作り物語のKaoruko です。
この変わった形の机ふうなものが、彫金の作業台です。
金属片がむやみに散らばるのを防ぐ美しい形です。(通常のものには、引き出しがあります。)
日本の作業台とは形状が違うようで、こちらで修行を積んだ人々は、帰る時、持って帰りたがります。
船便で送った友人も一人ではありません。
我が家にも長年慣れ親しみ、引越しのたびに私について来た戦友のような作業台、(イタリア語ではBanco バンコ)があります。
最初の引越しで利用した、タクシーの中に付属品の引き出しを置き忘れ、すぐに電話したものの、ここはイタリア
知らぬ存ぜぬで、行方知らずに。
新しいバンコだったので、かなりへこみましたが、引き出しだけ買うのは、かなり割高で、そのままに。
その後IDRUS で出会った職人さんから、代わりに布をしく方法なども聞き、なくても問題がないことも確証され、今ではこの引き出しなしスタイルが定着しました。
しかし家では、食卓があるスペースにバンコを置いているのはかなり味気ない風景。
ということでカバーをかけ、使うたびに道具など全て片付けます。
子供が小さかった頃など、尖った道具が多いことも、火を使うこともかなり気がかりでした。
また、金属片やワックスのカスなどがアレルギーを起こすのでは?
などと友人にも言われ、最初のうちは疑心暗鬼でこわごわ作業していました。
そのうち、病は気からではありませんが、何も起こらないという確信のもと、子供たちはすくすくと育っております。
難点は、やりかけの作業もそのままにはできないこと。
きっちり片付けると、
「あれ、何してたんだっけ⁉️」
と作業効率はかなり下がります。
下の写真は職場の私のバンコ。
この乱雑さ❗️
でも、作業効率はこの方がいい。
乱雑な机から天才的なひらめきが生まれるように、カオスのバンコから、キラリと輝く作品が生まれます。
いつもそう、というわけではありませんが(笑)
いずれにせよ、二つのバンコが私のジュエリーラインVersiColoriを支えてくれています。
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今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

