こんにちは。フィレンツェ物作り物語のKaorukoです。
私、撮影用看板の裏で、かなり必死に肉付きの良い長女を
持ちあげ、なんとか撮影成功。

リッカルディ宮殿で行われている、ダリの展覧会に行って
来ました。こちらはダンテの神曲からのインスピレーションを受けての作品群なので、こういう風に、ダンテとダリが
見つめ合っております。
地獄篇の作品はグロテスクで、白黒の作品が多いですが、
煉獄篇、に行くと少しずつ色彩が登場し、天国篇は色が豊富に現れます。ただし、ダリ独特のどぎつい色合いではなく、
あくまでも淡い感じで、それが少し不思議に思われましたが、地獄篇には、彼の感性とぴったり寄り添ったような作品も多々ありました。
以下は地獄篇第13歌
生前自分自身を傷つけた者、自殺者が、樹木となって動けない状態で大地につながれています。そして折れた枝からは血がしたたり落ちています。大江健三郎のエッセイで触れられていたからか、印象に残っていて、地獄篇の中でもいつも気になる歌。

そして天国篇最終歌 33歌

こういった版画が、地獄篇、煉獄篇、天国篇に分けられ展示されていますので、神曲を熟読されている方には、それぞれの詩を想像しながらの観賞もお薦めですが、その他、
ブロンズ像などもあり、こちらの方がダリの本領発揮かな
という気もしました。
下は、ダンテとベアトリーチェの像。


子供たちも通常の美術館より、エンターテイメント的要素の
あるシュールレアリスムのダリに、好奇の眼差しを向けて
おりました。
宗教画のオンパレードという美術館の多いフィレンツェで、
多少の息抜きはいかがでしょうか?

展覧会 The Dali Universeの詳細は以下からどうぞ。
http://www.thedaliuniverse.com/it/