偏りのなさと個性の融合が大切!? | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住26年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。





フィレンツェ物作り物語のKAORUKOです。




今日もまたお誕生日のための作品について書きます。


長女と同じ誕生日で、その昔、シェアハウスで一緒に住んでいた友人に、このピアスを贈りました。娘と同じくガーネット入りです。

















こちらのピアスは、昨年、小さな子の、子育て真っ最中のママ友から




「揺れるタイプのピアスが好きだけど、子供に引っ張られると嫌だから、なんかくっつくタイプ、作って~」




とオーダーを頂き、あまり深く考えず、ささっと簡単に作ったものです。彼女の物にはラピスラズリを入れました。私としてはシンプルすぎる感あり。


しかし、彼女は




「着けやすい」




「ぷちっと感が可愛らしい」




と、気に入ってくれました。




個人的には、揺れるタイプのピアスが好きなので、デザインするとほぼ8割方、下がるタイプ、揺れるタイプになってしまいます。




今回の友人はママ友ではありませんが、彼女もくっつき型ピアスが好みだということで、大層喜んでくれました。




人にはそれぞれ好みがあるので、たまには市場調査が必要だなと感じました。




物作りは、そこに自分の我が入り込みます。それが作品の個性になり、趣になりますが、あまりに意固地だと、ただの趣味になってしまいます。




やはり、誰かに喜んでもらえることが大切。




人の意見が反映されると、偏りのない普遍的な物ができあがります。




偏りのなさと、個性の融合、そこらへんを目指していくと、素敵な物ができそうですね。