世界のプラスチックリサイクル率は10%未満で停滞
新たな調査によると、世界中でリサイクルされるプラスチックの量は10%未満で停滞しており、新しいプラスチックのほとんどは依然として化石燃料から作られているという。
中国清華大学の研究者らは、プラスチック生産が爆発的に増加しているにもかかわらずリサイクル率はほとんど変化しておらず、「差し迫った地球環境問題」を引き起こしていると述べた。
プラスチックは人里離れた海の深部や、最も高い山の頂上の雪の中で発見され、血液や母乳の中に微粒子が検出されている。
2022年に新たに生産されるプラスチック4億トンのうち、リサイクル材料から生産されたのはわずか9.5%であることがわかった。
「プラスチック生産における化石燃料原料への依存度が高いと、気候変動を緩和するための世界的な取り組みがさらに損なわれるだろう」と著者らは記している。
また、埋め立てが減少し、プラスチック廃棄物の約3分の1が焼却されるなど、世界の廃棄物処理に「大きな変化」が起きていると指摘した。プラスチック廃棄物のほとんどは依然として埋め立て処分場に捨てられており、世界全体の40パーセントを占めている。
しかし、焼却は「プラスチック廃棄物を管理する上で最も実践されている方法として浮上」しており、欧州連合、中国、日本は焼却率が最も高い国の一つとなっている。
9月には、リーズ大学の研究者らがネイチャー誌に発表した別の研究で、ゴミ捨て場や焚き火でプラスチックを燃やすことは、ポイ捨てと同じくらい地球にとって大きな問題であることが判明した。
その研究によれば、代替手段が存在しない貧しい国々を中心に、非公式にプラスチックを焼却すると、環境にプラスチックが拡散し、空気の質が悪化し、労働者が有毒化学物質にさらされることになるという。
論文
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