こちらの記事
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どうもありがとうございます![]()
ういろうのお店の斜め向かいに…
古い薬局があるんです
「藥」の字の緑の日よけ暖簾が目立つ
小西薬局本店さん
ガラスの内側から色を塗った看板で…
ウロコ印と呼ばれた▲のタケダに
松葉のマークの第一製薬、
タナベにシオノギ、大日本製薬…
ほかにも、昭和初期には
「大手」と呼ばれた製薬会社の名が
店内の三方向をぐるっと飾っています
フジサワとか…今はもうない
会社などもここには書かれて感慨深いです
山之内やエーザイはまだありますね
新しい会社のようで山之内は大正末期
エーザイは明治中期に創立している
歴史のある会社なんですよ
このガラス看板、昭和中期まで
全国的に流行ったもののようです
ガラスの内側から電気で照らし
夜でも明るく見えるようにして
利用することが多かったと思います。
多分こちらの看板、大正末期か
昭和初期のものだと思います
でもなぜ、
こんなにいい状態で残っているのか?
ここからは私の予想ですが…
こちらがよくある街角のガラス看板
これでもまぁまぁ状態がいいほうなんです
でも赤い文字は薄くなってるし
白い塗料が剥落していますよね
それは、野外にあることと、
夜間の営業時に客を呼ぶために
点灯し続けていたからだと思うんです
駅前とか、観光地や飲み屋なら
夜遅くまでの営業も普通でしょう
でも小西薬局さんの場合は室内、
そして「薬局」なのでせいぜい
夕方の6時や7時になれば閉店です
当時は白熱灯が入っていたと思います
点灯時間がそれほど長くなかったため
電球の熱もこもらず、
風雨や紫外線の影響もなく…
今、この状態で残せたのでしょうね
正直、薬局でガラス看板は珍しいです
もともと大きなお店だったのと
東海道沿いにあったから
奮発して発注したのかもしれません
そしてもう一つの見どころ…
百味箪笥とも呼ばれる薬の箪笥
この面積、この迫力…
ハトムギとか、紅花、ヨクイニン、
柿の葉、スギナなんてのも書いてあるし、
私たちに身近なものも多いんです
カミツレはカモミールのことで
戦前はカミツレの湯で幹部を洗い
穏やかな殺菌効果を期待しました
私が一番面白かったのは…
真ん中にある「海人草〈かいにんそう〉」は
マクリとも呼ばれる虫下し効果のある海藻で
こちらの本に詳しく書いてあります
↓
今ではマクリは
なかなか流通しない海藻になりました
私も実物が手に入らなくて
博物館の所有を確認できただけでした
この引き出し、100年前は他には
どんなものが入っていたんでしょうねぇ
明治~大正時代のころと思われる
「六神丸」の文字入りの木製の台
畳の上に置くと物を書いたりするのに
ちょっと便利そうな高さの台です
六神丸は様々なメーカーから出た
6つの生薬で作られた心臓の薬です
六神丸も麝香とか牛黄とか入ってる
なかなかお高い薬
です
ウサギのマークなので
高橋盛大堂さんの販促用のもの
じゃないかなと思います
でも、お薬って出来るなら
必要ないほうがいいじゃないですか
薬を飲まない人も来店しやすくなる
小西薬局さんのオリジナル雑貨も売ってました
朝鮮人参(高麗人参)だ!
次回はフラフラと…続きます
ではでは。


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