お正月だったから 松竹梅(竹千代、松乃、お梅)
一番シニアだったお梅さんが家に来たのは
お正月休み
ごはんよりも人が大好きだった
見つめるだけでゴロゴロ言い出して
歩くそばから着いて回るような子だった
いつからなのか
シニアなのにパチンコ屋あたりを
何年も徘徊してたお梅さん
ばあさんに拾われたけど
ばあさんにも置いてきぼりにされちゃったお梅さん
お梅さんの猫生は
きっと大好きな人に
何度となく置いてきぼりされたから
願いが叶う場所を
梅は見つけたんだ
お梅さんの願いは
大好きな人に囲まれて
大好きな人の腕に抱かれて
自分が逝くことだったのかもしれないね
お彼岸で、連休で
ご家族がみーんなおうちにいた真昼間に
梅、仕組んだんだね
毎日毎日
お梅、お梅と撫でられて
お梅は添い寝してくれるのだと
毎日日替わりでご家族がお梅さんと寝ていたのだと
話してくださっていた里親さん
いっぱい愛してもらって
いっぱい可愛がってもらって
だから、次は子猫の時から
ずーっと抱きしめてもらえるように
生まれ変わったら
里親さんのとこにまっすぐ行くんだよ
お梅さん
うちに寄ってくれて
ありがとう
みんな、ずっとお梅が大好きだよ





