おかげさまで☆
「こんな自分はダメなんだ…」から「こんな自分もいいやん♪」を見つけるきらめき筆 の みなっちです✨✨
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ウサギとカメのアナザーストーリー☆
書くことになった理由はコチラ
***ending***
スタートのピストルが鳴り響いた。
瞬間、ウサは物凄いスピードで走り始めた。
朝まで悩み続けたウサは、最終的に手を抜かずに走ることを決めた。
自分が手を抜いて走った結果の勝利を、カメ助は喜ばないと思ったし、それではニョロ吉も応援出来ない。
ならば……と、全力で走ることを決めたのだ。
どんどん引き離されていくウサの背中が、ついに見えなくなっても、カメ助は進むことを諦めなかった。
どうしても諦めたくなかった。
そしてーー。
山頂まで、あと一歩。
と言うところで、ウサの足は止まってしまった。
普段なら、苦しくても登り切ることのできる大山。
なのに。
どうしても、フラフラとして、前に進めない。
「あぁ。もう、ダメだ……」
そう途切れ途切れの息を整えながら、ウサはその体を道の脇に横たえた。
一晩中眠らずにいた体は、もう限界だった。
ほんの二、三十分。
休んだところで、カメ助はまだたどり着かないだろう。
少しだけ休んで、また走ればいい。
それくらいの差はついてるはずだ。
ーーそれからの物語は、みなさんもご存知だろう。
ニョロ吉は、新たな場所でも、ともだちをつくる努力をしていこう、と決めた。
カメ助からもらった勇気は、たとえ離れてしまったって、消えることはない。
すぐには、仲良くなれないかもしれない。
すぐには、わかってもらえないかもしれない。
それでも、だいじょうぶなんだ。
だって、ニョロ吉の可能性を信じてくれている誰より諦めの悪い親友が、彼にはいるのだから。
たった一人でも、信じてくれる人がいること。
目の前で奇跡を起こしてくれたこと。
だから。もうニョロ吉に、諦める理由はない。
だいじょうぶ。
だいじょうぶ。
何度失敗したとしても、
何度転んでしまったとしても、
また立ち上がっていけるから。
***fin***
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