GW明けで荒れていた長男も、すっかり落ち着きました。落ち着いたといっても当社比で、まあそれなりに大変な日々だけど。
あのあと、スクールバスも席替えしていただきました。窓際の席で、到着まで隣には誰も座りません。やはり他害のおそれありとなると、そうなるのかな。
本人は毎日機嫌よく乗ってくれるし、窓際なので親に向かって手を振るような仕草(まだハッキリとバイバイできませんが、ハイタッチするように手を掲げてくれる)をしてくれるようになりました。毎日送迎している旦那に言わせると、その姿がとても可愛いようです。
本人に直接確認はできないけれど、連絡帳を読むと学校を楽しんでいるようです。
『怒れてしまいました』『泣けてしまいました』という内容はよく書いてあるのですが、そのあと気持ちを切り替えたり、頑張って取り組むことができたという嬉しい内容でいつも締めくくってくれています。サラッと書いてありますが、怒ったり泣いたりしている長男の対応は大変なはず。先生たちの愛情と観察眼、辛抱強さと前向きな思いに尊敬の念しかありません。
園ではいつも大人4人がかりで押さえながら受けていた歯科検診、そして生まれて初めての心電図と続いたのでこちらとしてはどうなることかとヒヤヒヤしていたのですが、それもすべて杞憂に終わりました。
支援学校では、検診に向けての授業があります。
歯科検診では口を『あー』『いー』と開ける練習をしたり、心電図では手首に器具を挟んだりマットで寝転がって静かにする練習をしたり。すべて視覚支援を用いており、当日も流れをパワーポイントで見せてから開始するそうです。その効果は驚くべきものでした。
なんと歯科検診は、少し泣きながらも一人で(!)椅子に座って受けることができたそうです。そしてなぜか心電図はニコニコだったみたい(謎)。私の中の今までの長男が音を立てて崩れていく感覚に陥ります。
今まで暴れたり怒っていたのは、これから何が起こるのか分からなくて不安で、それゆえの自己防衛だったのだろうな。かわいそうなことをしてしまっていた。ちゃんと理解できればできる子なんだな。
そもそもが理解できるように伝えるのが難しいんだけど、支援学校で積み重ねられてきたノウハウというのは本当にすごい。
陳腐な言い方しかできないけど、それに尽きます。
授業についても先生と連絡帳で様子を詳しくやり取りして、どんなことをやっているのかだんだん分かってきました。
国語・算数では、絵本の読み聞かせやそれにまつわるゲームをやっているようです。
今は長男が大好きな『はらぺこあおむし』。
長男は読み聞かせなんて聞いていられないのにどうやってやっているのか質問してみると、絵本をテレビに映して、テレビの画面で絵本のシーンを見せる方法をとっているそうです。やっぱり最初は怒ったらしいけれど、何回か繰り返すことで落ち着いて聞けるようになってきたというから驚きです。
りんごのイラストを見せながら「りんごをとってね」という指示で、りんごを選びあおむしに食べさせるというゲームもやったそうですが、ちゃんとできたそうです。マッチングで言葉も覚えるし、これを繰り返すことで言語理解も進みそう。
あとは、学校の周りの散歩にも出かけるようになりました。以前は散歩が大好きだったのに、過敏がひどくなりここ半年以上は庭から出ることを拒否するようになってきた長男。もちろん散歩で歩くところも初めての場所なので、座り込んだり泣けてしまったそうですが、先生と手をつないで頑張って最後まで歩くことができたそうです。
散歩の楽しさを思い出して、家の周りもまた歩けるようになるといいな、と思ってます(でも庭から出ないと脱走の心配がないので、それはそれで楽かつ安全だったりもする……)。
そしてそして、なんと自分でトイレに行きたいという意思表示をしたそうです。それも2回も。そして、行ったらちゃんと排尿成功したらしくて。
今、学校と同じ絵カードを家でも導入してますが、家では全然なんです。今度懇談の時に詳しく相談してみようと思ってます。でも、学校でそういうことがあると、いつかトイレ自立してくれるのでは?!と希望が見えてきました。
以前コメントで『支援学校マジック』という表現を使われていた方がおられましたが、まさに的確な言い回しだったと思わずにいられません。
来週は運動会。楽しく準備をしている様子が連絡帳から見受けられます。
運動会といってもイメージとだいぶ違い、体育の授業を30分だけ参観するようなスタイルです。スクールバスも出るし、給食もあるし、子どもには負担が少なくて、親も楽。心から楽しみです。