入学式から一週間経ちました。

長男は楽しそうに特別支援学校に通っています。短縮授業が終わってスクールバスも給食も始まりましたが、特に問題ないようです。


バス停は家から少し遠い上に次男もいるので、長男を毎朝バス停に送っていく役割は旦那が引き受けてくれることになりました。そのまま仕事に行くので、2トントラックの助手席にジュニアシートをセットすることに。初日は家族全員で、車2台で行きました(そりゃあもう一大イベントなんでね!)。初めてトラックに乗せるので心配したものの、長男は機嫌良く景色を眺めていたそうです。車高の高さも座る位置もいつもの乗用車とトラックとでは全然違うので、新鮮だったのかな。


初日はスクールバスに担任の先生が乗ってきてくれました。長男は迷いなく先生に付いて席に座り、ベルトもすんなりと装着しました。

うちが一番最初のバス停なのでバスの中には誰も乗っておらず、同じバス停の子も3人だけ。人数が少ないのも良かったみたい。そのあと市内のバス停を回っている時は少し不安そうだったものの、支援学校に向かう道へ入ると、どこに行くのか理解したように笑顔を見せたそうです。


帰りのスクールバスは私が迎えに行きます。バス停は朝よりもさらに遠い場所にあるのですが、市内に来てくれるだけありがたいものです(支援学校は市外です)。長男は私の顔を見ると笑顔になり、さっさとうちの車に乗り込みました。なんだかすっかりお兄ちゃんになったようです。


連絡帳でしか学校での様子を知る術がないので、連絡帳を開くのが楽しみで楽しみでニコニコ

初めての活動は戸惑いがあるものの、流れが分かっている活動はスムーズに取り組む様子が見られるようです。朝の会や帰りの会では先生がついていなくてもちゃんと自分の席に座っていると聞いて、とても嬉しくなりました!

学校のトイレにも誘導で行けているようです。オムツの中でもしているけど、トイレに座ると必ず排尿するとか。家でもトイレの成功率が気持ち増えてきました。

給食はとても楽しみにしているらしく、視覚支援で給食の時間だということを伝えるとしっかり理解していて、先生方が準備しているのをニコニコしながら何度も見に行っているようです。手づかみ食べが多いものの、促されれば食具も使っているみたい。

園ではふりかけを使わないと食べられなかった白米も食べているらしいし、苦手な混ぜご飯や魚にも挑戦している様子。そして、家でも白米を一口二口は食べられるようになりました!


何より顕著なのは、情緒の安定。園に通っていた頃や春休みの時とは別人のよう。他害も自傷もひどい癇癪やパニックもなくなり、何となくだけど指示が通るようになって、不穏になってもすぐに切り替えられるようになりました。

多動や異食、常同行動は変わらずですが、こんなに穏やかな長男を見るのは何年ぶりだろうと考えてしまいます。


「もしかしたら、長男にとって園はストレスの多い場所だったのかもしれないね」

「可哀想だったかもしれないけれど、他に通えるところもなかったからどうしようもなかったな」

と、夫婦で話しています。


最重度知的障害があっても、成長とともに周りを見ることができるようになった長男。言語理解がないゆえに自分だけが活動もその日に起こることも分からないまま、自分がうまくできないことを周りのみんなが当たり前のようにやっていることも分かってきて、無理に参加しなくてもいいよと別行動を許されて……本人にとっては取り残されているように思えたのかもしれませんし、この子なりに苦しんでいたのかもしれません。園で荒れていたのは彼なりのSOSだったのかもしれない。


今は学校で視覚支援(予定や流れを画像や映像で知らせる)や構造化(生活環境や活動が視覚的に整理されている)がきちんとなされていて、すべてが分かりやすくなっています。長男はすべての授業に参加しているみたいです。今までのように難しいから別行動、ということはないのです。


長男のクラスは4人在籍(男の子3人、女の子1人)です。男の子たちはみんな自閉症の特性(多動やこだわり)があるようで、発語なしで完全オムツといった共通点もあります。長男はその中にいるとめちゃくちゃ馴染んでいるので、居心地が良いのかもね。


ここまで育てるのは本当に大変で、投げ出したくなることもあったけれど、ここにきてこんなに成長するなんて。信じて、良かった。


まだまだ学校生活は始まったばかり。気を抜かずにサポートしていこうと思います。