先日、特別支援学校の入学説明会と体験入学がありました。午後からだったので、園を早退させて旦那と一緒に連れていきました。
受付で親は体育館へ、子どもは教室へと分かれることに。長男は迎えに来てくれた初対面の先生と手をつないで、こちらを見ることもなくさっさと校舎へ入っていきました。教育相談で来たことがあるので、既に知っている場所だというのも大きいと思う。
母子分離が難しくて受付で泣いている子もいたので、うちはそういう面では楽だなと感じました。
分厚い資料と山のような提出書類が入った封筒を渡され、それに沿って説明会は淡々と進みました。小学部・中学部・編入の子すべてまとめての説明会でしたが、人数はさほど多くなくて体育館はガランとしていました。両親ともに来ている人がほとんどだったけれど、母親一人の人もいたかな。みんな服装は普段着でした。
しっかり頭に入れておかないと困ることが多いな、と思いながら真剣に説明を聞きます。特に防災備蓄品というものの存在は初めて知りました。支援学校は遠方から来ている子が多いから、災害が起きた際帰宅困難になる可能性があります。そのため食料、オムツ、薬、衛生用品、毛布などをひとまとめにして学校に置いておかなくてはなりません。
思ったよりも新たに買い揃える学用品は少なかったけれど、防災備蓄品の中にあった『保存食品3日分』だけはハードルが高いなと感じました。長男は特定のメーカーの物や調理方法でしか食べないので、3日分も準備するのが大変そう。
今のところ考えているのが、
『ビスコ保存缶』『たべっ子どうぶつ保存缶』です。これらは確実に食べてくれる。
あと、ポテトチップスの保存缶も見つけました!ポテチはメーカー関係なく食べるのでこれも買う予定。

画像はamazonや公式サイトよりお借りしました
でも、これ一缶で何食分だろう?長男だと際限なく食べそうなんだよね……。
加えてロングライフのカロリーメイトならいけそうな気がします。試しにお腹空いてそうな時に食べさせてみよう。見本を見せてくれた先生からは、
「お菓子みたいなものでも大丈夫。食べられるものというのが第一だから」
と言っていただきました。
新一年生は全部で10人に満たないくらい。自閉の子もいたけど、ダウン症の子が多めな印象でした。バギー型車椅子に乗った重複障害らしき子もいました。
長男を教室へ迎えに行くと、とても穏やかな顔で床に座っていました。絵本の読み聞かせ(ちゃんと読み聞かせられたかは不明)や、ふれあい遊びで一本橋こちょこちょなどをしていたらしいです。最初は緊張気味で、怒ってしまった場面もあったようですが、
「とてもいい子でしたよー!教室にもいられたし、椅子にも一番に座ってくれたんですよ。緊張がほぐれてきたら笑顔もたくさん見せてくれて。本当に可愛いですね!」
と褒めてもらいました。促されれば椅子に座るというのは療育や園での成果かな(ずっと座ってはいられないけれど)。途中トイレに行っておしっこも出たそうです。何だか幸先が良い。
長男は私を見てホッとしたような表情。やっぱり不安だったのかな。
体操服の採寸の部屋に案内してもらいましたが、人がそれなりに多くて長男は中に入るのをためらいます。ずっと長男に付いてくれていた先生が上手に、でも無理なく部屋に誘導してくれました。長男は先生に抱っこしてもらってドアのそばの椅子に座り、私と先生で服の上から体操服を着せました。
120サイズがぴったり。
「似合うね!こんなにすぐ体操服を着こなしちゃう子、先生初めて見た!」
と褒められて、まんざらでもなさそうな長男。すべすべした素材なので気持ちよいのか、生地をサワサワしていました。
「ほんと、似合うな」
と旦那も言います。小顔で足が長くて、普通にしていれば顔も可愛らしい長男は割とどんな服でも着こなせるけど、その体操服はとびきりよく似合ってました。
小学生になるんだな。
やっと、ここまで来た。
よく、ここまで育ってくれた。
長かったけど、生きててよかった。
そんな思いが一気にあふれて、思わず目に涙がにじみました。卒園式でも入学式でもなく、体操服の採寸で泣くとか気が早すぎる(笑)
長男は自分を担当してくれた先生をとても気に入ってしまって、靴を履いて駐車場に戻る時も手を離さず、連れて帰ろうとしていました。さよならのタッチもなんだか名残惜しそうで、初見でここまで懐くなんてきっと優秀で心があたたかい先生なんだろうなと容易に想像できました。
長男は帰宅の車内でも比較的落ち着いており、満たされた表情でした。
きっと、大丈夫。楽しく通えるはず。
これほど新学期が待ち遠しいのは、初めてです。