先日、児童精神科の受診がありました。

長男は診察室に入ると、必ず決まった引き出しを開けて、その中に入っているゴムチューブを取り出してカミカミします。今回もそのルーチンを厳守する長男。それを分かって、必ずそのチューブを引き出しに入れて待っていてくれる先生。2ヶ月に1回しか来ないけれど、なんだか落ち着く風景です。



今回の主な相談内容は、長男の自傷について。

自傷だけでなく、他害や物投げやパニックなども見られること。かなり波があり、ましな日もあればひどい日もあること。きっかけはよく分からないけれど、暇を持て余している様子だということ。


先生には、

「やっぱり退屈なんだと思います。できるだけやることを与えてあげて、暇な時間を作らないようにしてあげた方がいいですね」

と言われました。たしかに自傷が起こるのは決まって園や家庭など過ごす時間が長い場所だから、そうなんだろうな。知的障害が重すぎる上に特性も強いため、既に園ではみんなと同じように行動できない長男。だから仕方なく自由時間になってしまうパターンが多い。すべてに配慮してもらうわけにもいかないし。


だから、常に本人に合ったやることや課題が与えられていて、カリキュラムがある支援学校の方が落ち着くかもしれないとも言われました。


しかし、暇をつぶさせるのも難しい。

次男はおもちゃで遊んだり、テレビや動画を観たり、絵本を読んでもらったりと家の中でも充実した時間を過ごしているけれど、長男はどれもほぼできなくてかわいそうではあります。

本人にとって一番楽しいのはドライブと外出。でも、外食も買い物も人が多いところにも行けないので、寒い冬は行き先に困ります。この間は自然公園に行って軽登山をしてみたけれど、山頂まで登りきる達成感とか景色の良いところまで行きたいとかいうモチベーションがないから、途中であっさり引き返してしまいました(旦那と次男は上まで登っていきました)。ただの時間潰しのウロウロ散策に付き合うのは、なかなかの忍耐力が必要です。それでも、家で爆発するよりはマシ。

最近は甘えてくることが多いので、スキンシップの時間を多めに取り、一緒に遊んであげることも多いです。抱っこしたりとか、追いかけっこしたりとか、声かけに緩急をつけて面白がらせたりとか、本当に小さな子と遊ぶような感じだけど。飽きっぽいので5分と付き合ってくれませんが、そんなやり取りができるということが本人にとって精神安定剤のようです。私も可愛くてたまらないし、嬉しくなります。



そして、意外にも今回薬は増えませんでした。

自傷が止まらなくて日常生活が送れないとかではないし、退屈や不機嫌という理由があっての自傷だし、日によって波があるというのなら今の薬の量で様子を見ておいたほうがいいとのこと。

あと数ヶ月で支援学校に入学するので、その時にどうなるか分からないから(良くも悪くも)、今は薬の量はキープするのが最善との先生の判断となりました。



実際に自傷をし始めてしまった場合は、何もしなくていいとのこと。これは先生だけでなく、作業療法士さんも同じ意見でした。

止めようとするなどの大人の反応で余計ヒートアップすることもあるし、自傷から他害になることもある。構われることで自傷=大人への要求方法となってしまうことにもつながる。

ハサミなど危険なものがある場合は、取り上げたり遠くにやるなどの安全確保はする。それだけで十分。痣になる、軽い切り傷などで済んでいる今の状態は、本人も手加減しながらやっているということなので大怪我することはない(逆に悪化すると大怪我も辞さない自傷になってしまう)。

パニックや癇癪のきっかけになったものが分かるなら、それを遠ざける。例えば絵本を読んでいて急に怒り出した場合は、絵本がトリガーとなっているのでそれを視界からなくす。

このようなアドバイスを受けました。



診察の次の日は疲れからか自傷がひどく、耳にひどい赤痣ができてしまいました。心配にはなったものの、外出や登園などをすれば落ち着くようで、最近はまた自傷が減ってきました。たしかに波がある。


園は昨日が終業式で、今日で児発も終わり。楽しんで帰ってきて、今は昼寝しています。

明日からは完全に冬休みに入り、頼れるところもないことに加えて次男はちょっと体調崩し気味で外出は無理そう。どうなるか分からないけれど、何とか年末年始を乗り越えないとなー。