『ムーちゃんと手をつないで』という漫画。

自閉症児や知的障害児と関わったことがあるなら、知っていたり読んだことがある方は多いと思います。ちなみにピッコマ(漫画アプリ)だと途中まで無料で読めますニヤリ



ちなみに私は全巻持ってます。

数少ない、紙の本で集めている漫画です。

2月16日に新刊が出ました。予約購入して、届いたその日の晩に読みました。


新刊はムーちゃんの卒園と入学の話が中心です。

大きなネタバレをしない程度に感想を述べるとするならば…まだ我が家の長男の卒園まで一年あるけれど、私も卒園の時には同じことを思うに違いないって描写があって、私だけじゃないんだな…とホッとしました。定型発達の子の中に混ぜてもらっていると気苦労はいろいろあるよねって話は、当事者でないとなかなか分からないよなぁ。


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ムーちゃんは重度知的障害を伴う自閉症の女の子。読んでいると知的レベルはうちの長男とあまり変わらないな〜と思ってます。

ムーちゃんの方がフォークを使って麺が食べられたり、わずかに発語が出ていたり、言語理解が進んでいたりと、長男よりちょっと上かな?って感じはするけれど。でもおむつが外れない、弄便、他害、多動など困りごとの共通点は同じで、読んでいてとっても親近感がわきますニコニコ


『光とともに…』は全巻読んだけど、光くんは長男よりはもう少し発達レベルが上の子だし(字が読めるし少し発語もある)、でもこのレベルで支援学級なの?支援学校じゃないの?ということもちらっと思ってしまって。あと、お母さんが私と違うタイプかなって感じがして私はあまり共感できずでした。

まぁ、部屋の壁紙を全部剥がしちゃうところは分かる!って思ったけどね指差し

『光とともに…』のモデルとなった子はいるけれど、作者=障害児の親ではないそうです。あとちょっと古いから今とは違うこともあると思う。漫画自体は良作だと思います。


『ムーちゃんと手をつないで』の作者のみなと鈴さんは、実際に知的障害を伴う自閉症のお子さんを育てている方。もちろんみなと鈴さんの経験談だけが漫画になっているわけじゃなくて、同じようなお子さんを育てている親御さんからも取材をして、いろんなエピソードや想いを漫画に織り交ぜているのだけれど、書いている方が当事者というだけあってとてもリアリティがあります。

リアリティがありすぎて…はっきり言って涙なしでは読めません悲しい


特に1巻。

健診で他の子どもたちとの差をまざまざと見せつけられるさまや、障害児の通所施設を初めて見学して受ける衝撃。思い描いていた未来が静かに崩れていく。でも、我が子は愛しい。この子を連れてこのまま──


このように、障害を疑いだしてからはっきりと分かるまでの母親の葛藤や苦悩には共感しかありません。長男が5歳になった今でも、読むと当時にタイムスリップしたようになり、涙があふれてしまいます(だから一人の時にしか読まないようにしてる)。


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漫画の中では、ムーちゃんの障害が確定してからお母さんが葛藤の末に二人目を妊娠して生まれるところまでも描かれています。

私は長男の障害が発覚する前にはもう次男が生まれていたので、ムーちゃんのところとは少し事情は違いますが…きょうだい児にしてしまった次男に対する複雑な思いは今でもあります。


この描写に、きょうだい児の方から厳しいレビューが付いていたのも読みました。正直、絶対そういう意見はあるだろうなと思いながら読んでました。

私みたいな人は許されて、ムーちゃんのお母さんみたいな人は許されないのかな、なんて考えてみたりしました。これに関しては、答えが出ません。


でも、きょうだい児の方の苦しみはとても深くて重いということは受け止めねば…と思います。


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私にとっていろんな学びがあり、何より深く共感できる思い入れのある漫画。今日はそんな思いの丈を綴ってみました。続きが楽しみです。

作者のみなと鈴さんも応援しています!