今日は児童精神科の受診日。

台風の影響で外出が怖いくらいの大雨でしたが、メラトベル(睡眠導入剤)がなくなるので行くしかない。運転は旦那がしてくれました車


台風のため園も療育も休みで、外に出られずかなりお怒りの長男。大雨が降り注ぐウッドデッキに通じるドアを開けろと、何度もクレーン要求。それが通らないと崩折れて泣き出します。くすぐりや追いかけっこをしたり、ブランケットでくるんで抱きしめたりして、なんとか機嫌を取っていました。


で、その不機嫌を引きずったままの受診。

先生の声掛けを無視して長靴を脱ぎ捨て、家捜しするかのごとくあちこちの引き出しを勝手に開けようとします。止められると怒って先生のマスクをひったくり、キーキー奇声を上げて怒りを表しますピリピリ


「嫌だよね〜こんなおじさんにいきなり止められちゃって(笑)…お母さん、最近どうですか?」

と長男に穏やかに対応する先生。私は簡単に今の現状を説明します。

 

新学期に入ってから不安定で、よく怒ったり泣いたりしている。時々手も出る。

感覚過敏が強まっており、偏食もひどい。物を口に入れる、異食、弄便、唾(つば)遊びなども増えた…。

昨日は唾を土間に吐き、玄関の壁に塗りたくってた…しんどい。


加配の先生との関係は良好で、シール貼りや型はめなど微細運動も少しできるようになってきた。

着替えも少しずつできる動作が増えた(もちろん一人では無理。補助は必要)


先生は、長男の成長した面をしっかり褒めてくれつつも、様子を観察しながら言いました。

「始終怒っている感じですね。やりたいことをこうしてほぼ制止されちゃうから『なんでだよー!?』って気持ちになるんですね。あと、発語がないからどうしてもコミュニケーションがうまく取れない、要求が伝えられなくて怒りっぽくなっています。気持ちを落ち着かせる薬があるので使ってみてもいいと思います。様子を聞いていると、お母さん大変だと思うので」

「そうですね…私も何を要求されているか、なぜ泣いているのか分からなくて困ること多いです。まだ4,5歳の子に使える、そういった薬ってあるんですね?」

「小学生になってから…という場合が多いですが、未就学児でも量を減らして出すことありますよ。長男くんは感覚過敏とこだわりがかなり強い方なので、試してみてもいいと思います」


そういったわけで、リスペリドン(リスパダールの後発医薬品、つまりジェネリック)という抗精神病薬が処方されることになりました。

一日一回夕食後、量は0.03㌘とかなり少なめ。



以下、先生からお聞きしたお話です。


●トイトレは?パンツパンツで過ごす意味はある?

→今はトイトレの時期じゃない。パンツで過ごす意味も全くない(服が濡れても平気、自分でトイレに行くことも排泄を教えることも全くできない長男を見てると、そりゃそうだとは思う)

オムツが濡れないようにと、何度もトイレに誘う必要もない。本人にとってトイレは楽しい場所ではないので、しつこく何度も連れて行かれると嫌いになってしまう可能性がある(特に今は)

トイレに誘って座って、成功したらやったね!くらいでゆるく進めればいい。時期が来ればできるOK


●唾遊びなどは止めた方がいい?

→家庭によって方針はそれぞれだけど、別に止めなくても構わない。自分の知っている事例では唾をコップに吐かせたりしてた。遊びは変化するので、いずれやらなくなる。


●偏食がひどいのでパンコッペパンを持たせて登園しているが、パンの存在をだんだん理解してきたようで、最近給食に目もくれなくなってしまった…どうしよう?

→偏食は特に対策もないし、食べられるものだけ食べられればいい。給食が食べられない時にいつものパンがあれば安心するから、最初からパンを並べておくくらいでいい。「パンを食べたいならこれを一口食べてからね」みたいな駆け引きも避けるべき。


●発語がないからコミュニケーションに難があるということだけど、このままずっと発語が出ないこともあり得るか?

→こういったタイプの子で発語がずっとない事例は珍しくない。長男はまだうなったりキーキー叫んだりと動物の鳴き声のような発声が多い。ということは発声の種類が少ない(つまり発音が未発達)ということなので、1,2年後には言葉が出るということは考えにくい。だからこそ言葉以外の方法でコミュニケーションをとる方法を確立していくべき。絵カードや現物を使って視覚支援をすることが大事。


***


私も旦那も、長男は一生発語がない可能性が高いなと思ってます。

もうじき5歳。口にするのは動物園のにぎやかな鳥オカメインコの鳴き声のような、カタカナに書き起こせないような音声ばかり。言語理解もほとんど進まない。


でも、いろんな子どもを診てきた専門家の先生から見てもそうなんだ…と思うと少しだけ、ほんの少しだけ心が重くなりました悲しい


「話せないまま大きくなるってどんな感じなんだろう。ずっと、赤ちゃんみたいなものなのかな」

と、旦那がポツリ。

「できることは増えると思うけど、今の次男(2歳)のように話すことは一生ないだろうね」

と返す私。


『我が子と話したい』という私たちのささやかな夢はきっとかなわない。それでも、長男は可愛い我が子であることに変わりはない。


薬が効いて、落ち着いてくれるといいな。

穏やかに生きていてほしい、今はそれだけ。