昨日は、3ヶ月ぶりの長男の児童精神科受診日でした。旦那は半休を取って家で次男を見てくれるということで、ふたりで病院へ。


待つ間、長男は不穏ぎみにウロウロしつつも、待合椅子や窓のブラインドを触って気持ちを落ち着かせていましたキョロキョロ


診察室に入ると、主治医の児童精神科の先生が、

「こんにちは、長男くん。覚えてるかな」

と、優しく語りかけてくれました。長男は嫌そうに先生を一瞥し(失礼すぎ真顔)迷うことなく奥の台に登って備え付けの流しに体ごとハマり、排水口カバーをうっとりと触り、

「あんまりキレイじゃないよ〜」

と先生に止められました。


なんだろう…この部屋には流しの付いている台があって、大好きなゴムタイプの排水口カバーが付いていることはちゃんと覚えているんだよね。一度しか来てないのに。自閉っ子特有の記憶力が、時々垣間見えます。

今のとこ、実生活に役立ったことはないが凝視


「最近どうですか?」

と先生に聞かれ、去年の暮れに脱走して事故に遭ったことを話しました。

「大事件じゃないですか…!」

「ほんとですよね…あのー、この子はなんで逃げちゃうんでしょう?囲ってあっても塀をよじ登って逃げるなんてすごい執念ですよね…」

「純粋に、遊びに飽きたからだと思います。家の中は飽きたから外に行こうびっくりマーク以上の理由はないと思いますよ」

「なるほど。じゃあ懲りることも…」

「ないですね。怖い目に遭ったからもうやめておこう、とはならないです。また出られるところがあれば出ると思います」


先生のアドバイスとしては…


●いずれ落ち着く?

→成長すれば脱走は落ち着くケースが多いけど、大きい子でも事例がないわけではない。夜中に抜け出すケースもある。

●対処法は?

→家の中(外だと大人が見ていても限界があり、一瞬の隙を突いて逃げることがあるから)に全身を使って遊べるようなものを置いてあげるといい。身体をしっかり動かすと、気持ちも満たされる。だから、園に行くようになると脱走したい気持ちは落ち着くかもしれない。

また逃げられたあとの対策のために、GPSは必須。身元が分かるよう、服に名前と連絡先を付けるか書くといい。

●入園予定の園に伝えたほうがいい?

→伝えておいた方がいい。診断書もあるのでおそらく一対一の加配が付くと思うけど、たとえば先生1人が子ども3人を見るようなケースだと、脱走が起こる可能性はある。


とのことでした。GPSは付けてますが、服に付けられる迷子札も作ろうかなと思っています。

旦那は、室内用の丈夫で大きなジャングルジムとトランポリンを買ってあげようと言ってくれました。置く場所はこれから考えます真顔

家の中が狭くなるけど、しゃーない!


他に先生に聞いたことを覚え書き。


●感覚過敏(特に聴覚過敏)がひどくなってきたけど、どうしてあげればいい?

→嫌な音から逃れるすべや自分で対処するスキルがないし、音自体に慣れることもないから、今は不快な音を可能な限り避けさせてあげればよい。イヤーマフも、使えば快適だという良さが分からないと付けてくれないから、現状難しいかも。


●家族に対して叩く、押しのけるなど手が出ることがある。これは他害?止めるべき?

→そのままで大丈夫。たぶん今現在叩く理由は、嫌なことがあったか、要求があるかだけ。人を傷付けるのが楽しかったり、面白がってるわけではなく、表現や主張の一種なので、叩いてきたら何が嫌なのかな?何を伝えたいのかな?と見るようにしてあげれば、そのうち理由が分かるかもしれない。叩くことそのものを、今はそこまで問題視しなくてもいい。


●食事の時、食べたいものを割とはっきり手でさすようになった。これは指さしの一種?

→『手さし』といって指さしの前段階。順番的には『クレーン現象→手さし→指さし』で出てくるので、すごくいいと思う。手さしをしたら、なるべくその要求を叶えてあげて成功体験を積ませてあげるといい。



長男は色鉛筆とブロックを部屋中に散らかし、色鉛筆は数本芯が折れてしまいましたが、先生は大丈夫ですよーと嫌な顔ひとつしませんでした。長男はとても疲れたようで帰りの車で爆睡でした。


こんなことまでお医者さんに聞いていいんだろうか?と思うほど細かくアドバイスをくれる、本当に懇切丁寧な対応の先生。ありがたい限りです。


次回は5月。

次回の診察も流し台に登って排水口カバーをイジってそう。そういう場所って勘違いしてそう驚き