一昨日、長男が庭から脱走して、家の近くの集水ますの中に落ちました。


集水ますとは、これ。


中はこんな感じでそれなりに深く。
子どもは出られないでしょう。
(画像はお借りしました)


悪いことに、うちのそばにある集水ますにはグレーチング(落下防止の網)が付いていません。そして、ますから続く水路は未整備の藪の中を流れているので、道を踏み外すと落ちます。

実は、1年前にも脱走して水路に落ちて。そして今回はますの中。どちらも浅い上にすぐ気付いて助けたので大事には至らなかったのですが、本当に生きた心地がしませんでした。
庭は脱走対策もしっかりしてあり、それらは1年間破られたことはありませんでした。だけどついに破られる日が来てしまったということなのでしょう…長男の庭遊びをずっと見守っていたのですが、次男がグズっておっぱいを欲しがったので玄関に座って授乳していた、その隙に…でした。


先日、放課後デイから行方不明になった男の子のニュースを見ました。私はそこの隣の市出身で、その男の子も発語なし•雨や水が好きなど長男と似ていることもあり、他人事とは思えずずっと気にしていました。

3日前、その子と思しき遺体が川で発見されたと。
あまりに衝撃で、家事も手につかなかった。

(ああ、でも多分長男だって川に行くな。増水してたら、きっと近付いちゃうだろうな。水音や水面のキラキラ、大好きだから)

そんなことをずっとぼんやり考えていたのもあり、不注意で我が子を脱走させてしまいました。タイミング的にも二重の意味でショックで…あってはいけないことでした。
でも、まだ歩けない赤ちゃんの次男も抱いていて、一瞬たりとも目を離さない、なんて難しくて。


長男は落ちて出られないと分かった時こそ号泣してましたが、助け出されて庭に連れてこられるとケロッとして、びしょ濡れのまま草を食べ出しました。私にすがりもしませんでした。
落ちて擦りむいて怪我してましたが、感覚鈍麻なのか痛がりもせず。

(普通の子どもだったら、どう反応するのかな)
そんな不毛なことを考えながら、身体を拭いてました。


知的障害児(者)の行方不明は、ニュースになってないだけで事例としてはたくさんあると思います。
河川、もしくは線路沿いで発見されることが多いといいます。

私は、もし我が子が逃げ出してその先で残念な結果になってしまっても、ある意味それは寿命、天命なのかもしれないと思ってしまいます。
もちろん、安全を確保し、脱走防止に努めはするつもりだけど、それでもその中を掻い潜ってしまい、危険が分からないゆえに命を落としたのなら、私は誰のことも責めないでしょう。

だって、親の私がもう既に2回も逃しているのだから。今長男が生きているのは運が良かったから。
だから私には、誰かを責める資格はない。

でももし自分のせいで脱走させて、もしものことがあったのなら、きっと一生自分を許さないと思うけど。
矛盾、してるのかな。