長男の寝起きは悪い。


今日は作業療法の日。子どもたちの着替えと食事(全介助)と片付け、洗濯機を2回回して、昨日の洗濯物も取り込んで片付けないといけない。犬の世話もある。ゆっくりはできない。


そんなバタバタの中、半日休みの旦那はリビングの敷物の上で横たわって寝てる。

「寝るの?寝るなら布団で寝たら?」

と言うと、丸まった姿勢になってまた寝る。

「あっちで寝たら?」

と再度言うと、

「どうせ邪魔なんだろっ」

と吐き捨てて寝室に戻り爆睡。


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邪魔だよ。

ふたりともオムツも服も自分で着脱できないどころか、ひとりは殴って妨害してくるんだよ。少しでも広いスペースでやりたいに決まってるじゃん。

手伝えとは言わないよ。あなたが仕事で疲れてる上に、最近不眠症気味なの知ってるから。

でも、私だって疲れてる。私だって寝てない。

それでも手のかかるふたりの世話を全部して、病院に行く。それを代わりにやれなんて言わないから、私の邪魔をしないで。


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そう言いたいのを飲み込んだ。


仕方ない。

眠いから、ああ言ったんだろう。

売り言葉に買い言葉、になっちゃだめだ。


長男は服を脱がせると激怒し、私の顔を叩く。腕を押さえつけると、絶叫しながら頭突きする。私の歯に当たり、衝撃が襲う。


思わず、涙がポロポロ流れた。

何をやっているんだろう。

私は何をやっているんだろう。

たったひとりで。

そんな私の涙を見て、長男は私への攻撃をやめた。怒り気味の奇声を発しながら去っていった。


しばし、サメのような目になる我が子。

臨戦態勢、なにもかもを拒絶する怒りの目。

でもそれは、自分のことは誰も分かってくれないという哀しい目なのかもしれない。


きっと私も、そんな目をしてたんだと思う。


知的障害児•自閉症児の育児は孤独で、本当の意味で理解されない。逃げることもできなくて、母親なら当然だと無意識にみんなに思われて、社会から取り残されているような気持ちになる時もある。


誰かに、自分のことを見つけてほしい。

私も長男も、その思いは同じなのかもしれない。