昨日、隣市の総合病院に行きました。長男の作業療法をこちらで受ける予定で、専門医に書いてもらった紹介状を受付に渡します。

といっても今回は小児科医の診察と、次の予約を取るのみ。作業療法自体は、次回から。

小児科の先生はニコニコしながら、
「お話は聞いてますよ」
とサクッと診察してくれました。指がしもやけになりそうかな?と言われました。今朝は特に寒かったからね。そのくせ寒さに鈍感だからね真顔
その後、別室で承諾書にサインをしました。
診断欄の『自閉症スペクトラム、言語発達遅滞』という記載を見るのも慣れたな。

廊下に出ると、椅子に座って長男と待っていた旦那が呆然とした顔をしてる。どうしたんだろうと声を掛けると、
「今、長男が先生にバイバイしたよ」
と言うのです。

「うそっ!?」
「今、診てくれた先生が廊下に出てきてね。長男が先生を見て手を上げて『バァー』って言ったんだよ。それで、先生もバイバイって手を振ってくれた」
厳密には手を振ったわけではなさそうですが、そもそも長男は人に対して手を上げるとか挨拶じみた言動はしたこともないのです。

「マジか…にわかに信じられん」
「俺だって信じられなかった」
「だから呆然としてたのか」

手を引かれて歩く長男に、
「ね、バイバイしたの?お母さんにもバイバイしてるとこ見せて?」
と話し掛けても、安定の無視。
「たまたまじゃない?バァーって嫌なときにも言うし。でも、今機嫌悪くないね…」
「バイバイを見せたら、覚えるのかもな」
「いつもセンターで先生がバイバイしてるから、意味が分かり出した…のかな?」

長男は極々まれにタイミングよく手を上げたり、タイミングよく返事のような声をあげたり…と奇跡を起こすことがあります。

そう。
奇跡ってのは続かないから奇跡なんです。

喜んだものの、二度とそれをやらなくて。たった一度きりの奇跡に振り回されて疲弊し、最後にはあれは偶然だったと結論付けることが続いて。
いつしか我が子の成長にまで疑心暗鬼の目を向けるようになってしまいました。

最近でも連絡帳に、
「イラストを指差してくれました」
と書いてあって。
でも、ついに興味の指差し出た?とは思わない。たまたまイラストのところに指が来たのかな?イラストの線を手でなぞっていたのかな?と思う。
その後家でも指差しは見られず、連絡帳にも書かれず、やっぱり偶然だなと確信します。

旦那が外出する時、長男に、
「お父さん、行っちゃうよ~バイバーイは?」
とバイバイを見せてみたけど、無視!
もう安定の無視!
やっぱり奇跡だったのかな。
奇跡でもいいから、私も見たかったな…

私は、奇跡をほとんど目撃しないんです。
きっと、決めつけてるからかな。
この子はできないって。
子どもを信じられない親なんて、悲しいショボーン