今回の 物語は
大阪市から 届いた お話です。
では、今日の お話を お楽しみください。
第7話
「 ボストンバックに詰まった想い 」
10年前、まだ1歳にならない息子を育てながら
営業の仕事をしていました。
仕事は好きでしたが、「手に職をつけたい!」と思うようになりました。
昔から自分の手がコンプレックスで
学生時代もマニキュアやシールでネイルチップを作ったり
自分の爪にアートして楽しんでました。
ネイルの道に進もう!!
子育てと仕事の合間にネイルを学ぼうと、サロン併用のスクールに通うことに決めました!
とってもワクワクしながら、きらびやかな世界を想い描き、ネイルの道がスタートしました。
しかし、そんな気持ちもすぐに崩れてしまいました。
サロンのイメージは違い、先生も事務的で楽しくない時間でした。
学科は学べたけれど、実技は全く自信なく不安だけが残りながらも卒業しました。
家で練習しても、どこが悪いのか、どうしていいか分からない。
こんな状態でネイリストなんていえない・・・
どんどん自信はなくなっていきました。
そんな状態でも「ネイルしてほしい!」っと声がかかりました。
当時、ネイルサロンは高額だったので
安くネイルしてみたい人が何人かいました。
昼の仕事が終わり、子供を夜間の一時保育に預け、出張ネイルにいきました。
大きなボストンバックを持ちながら
「いつかネイルサロンで働きたい!!」そう想うようになりました。
ネイルサロン☆
そこにはキラキラとした憧れがありました。
非日常的な綺麗な空間で、素敵なネイリストさん達と 共に働きたい!!
そう想いながら、求人を探しました。
しかし、サロンワークは時間は遅く、週末出勤。
子育てしながらは難しい状況でした。
「どこか働けるサロンはないか・・・」
いつもアンテナを立てている状態でした。
そんな時、近所の商店街でネイリスト募集を発見し、ワクワクしながら面接を受けました。
採用され、念願のサロンワークのスタートです!!
心弾んだのもつかの間
私が配属された所は、商店街のアクセサリー専門店の奥に作られた1坪ほどのスペースの
ジェルネイルサロン。
ネイルスクール卒業したなら「経験者」と分類されました。
スクールはジェルを学ばなかった時代
サロンでの取り扱いのジェルメーカーの講習を受けにいきました。
ジェル初心者のネイルスクール卒業生がサロンを1人で任されたのです。
サロンワークから仕入れまで、すべてが初めてのことばかりでした。
毎日が不安でしかなかった。
相談できる人もいなく、お客様も0からのスタートです。
お給料は40%、仕入れは売り上げの0.5%
売り上げを上げなければ、お給料もなく、仕入れもできない状況です。
0からスタートしました。
営業時代の経験を生かし、コツコツ活動しました。
少しずつお客様が来てくれました。
しかし、場所は商店街。
向かいはたこ焼き屋さん。
ネイルをしながら毎日ソースのにおい。
夏はクーラーがきかず、汗だくになりながらハードジェルをオフし
冬は足元にストーブ置いても、つま先の感覚が無くなるほどの寒さでした。
そんな5~6年前
周りにはネイルサロンが急激に増えました。
しっかり設備も整った、キレイなサロンができてきました。
私がお客様だったら、きっとそんな新しいサロンに行きたいと思うはず!
そして、すごく考えました。
この商店街のサロンでも「また来たい」っと思ってもらえるには・・・
「また会いたい」そう思ってもらうには・・・ どうすればいいかと。
結果
オリジナルの接客を作りました。
限られた材料と現時点での自分の技術でできること考えました。
ジェルの種類が少ないなら、家からアクリル絵の具を持ってきました。
そして、アクリル絵の具の手描きアートをオリジナルメニューにしました。
少しずつ、リピーターのお客様が増える中
第2子を授かりました。
臨月まで働きました。
後任のネイリストを育て、お客様も全て引き継ぎの準備をしていました。
そんな時、毎月通ってくれていたお客様から言われました。
「赤ちゃんができるのは嬉しいことだけど・・・ ゆうさん辞めたら、どうしたらいいの・・・」
「私は、ゆうさんがしてくれるから 毎月楽しみに来てるのよ。」
「どんな場所でもいいから、私のネイルをしてほしい!」
涙が出ました。
本当に嬉しかった。
サロンは辞めても、ネイルは辞めない!
そう決めました!!
続く。
Nail Aroma rollon Sheil
五十嵐 木綿子
大阪市東住吉区鷹合2-16-19 2F
TEL/06-6698-0666
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ネイル感動物語チーム
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