中小の病院で、よくある事を書きます。
皆さんは、病院なんだから、経営者や事務長などは、医師がやる仕事内容について、理解してきちんと把握していると思っていませんか?
それが、そうでもないんです。そもそも、その医師が、何ができ、何ができないかを理解していないのです。
こんなケースがあります。ある消化器内科医が、退職しました。
病院側は、当然、消化器内科医を募集し、補充します。
退職した医師は、消化管出血の止血、ERCPなどの胆石の処置、胃瘻(いろう)の造設など、幅広い事をやっていました。
ところが、病院側が採用した医師は、健診業務で内視鏡をやっていただけ。止血など治療はほぼできません。
そうなると、このような状況になります。
他科の入院患者さんで、消化管出血が生じました。
新任の医師にコンサルトがいきます。
医師 ” あー消化管出血ですね。他の病院に搬送したほうがいいかもしれませんよ。それでは”
こんな評論家みたいな事で終わってしまうのです。
消化器内科の医師は、その病院で何をやって貢献してきたか、
そして、新任の医師は、それを代わって行えるのか、
そのような判断ができないのです。
消化器内科を雇用すれば、もれなくすべての仕事が入っています、みたいなサブスク商品とでも思っているのでしょうね。
病院にもいろいろです。


