いろんな病院に勤務してきました。
そして、いろんな考えや行動のやり方が、各病院にあるんだという事も学びました。
医師がその病院を辞める時、その病院がどんなところであるかが、よくわかります。
ある病院では、盃を交わすという儀式があると言われていました。院長と特別な契りを結ぶのだそうです。それは、院長が見込んだ医師が選ばれます。その盃を交わした医師が、その病院にフィットしなくなった時、院長は、段取りを整え、退職しても
困らないようにして、送り出します。ある医師は、病院のそばに
開業させ、患者さんを多数紹介し、経営が成り立つようにしました。ある医師は、知り合いの病院を斡旋して道筋をつけました。
一方で、医師が辞めると言ってきたら、腹立たしくなったのでしょうか、院長が、露骨に嫌がらせをしてきたところもあります。
希望時期より前倒しで辞めるように仕向けるのです。
勤続年数が10年を超えていて病院に多大な貢献をしてきた医師に対して、裏口から蹴とばすようにして、辞める形にするのです。
辞める時の対応は、在籍している医師も、よく観察しているものです。明日は、わが身ですから。
ひどい辞めさせ方をした病院には、医師が定着しない傾向にあります。当然ですよね。


