腸閉塞とは、何らかの原因で、腸が閉塞し、便が途中で運ばれなくなる病態です。
一番多い原因が、過去の腹部手術の影響です。
傷口を大きく開けた手術では、大気に腸が触れます。
それにより癒着がおこり、腸の通過がスムーズでなくなります。
いつもは、何とか食物や便が通過できますが、
その癒着部分に炎症を起こしたり、ごりっとした食べ物を摂取して、消化がうまくいかず引っかかったりして、癒着部分が閉塞して、発症します。
これであれば、大体は、イレウス管などの管をいれて減圧すれば
良くなります。(一部は血流障害合併などで手術になることもあります)
ところが、まれに 過去に腹部の手術をしたことがない患者さんが、腸閉塞を発症します。
これは、本当に、要注意なんです。
腸がねじれていて、血流が悪くなっている。
腸間膜に穴があいていて そこに腸が入り込んでしまった。
大腸がんで、大腸が閉塞していた。
こんな感じの理由があるのです。
そのため、緊急手術をすることも、よくあります。
腹部の手術歴がない腸閉塞は、要注意!
これは、ぜひ覚えておいてください。


