患者さんには、いろんな境遇の方がいます。
私の患者さんに、若い女性で、下痢が止まらない方がいます。
血液検査や大腸内視鏡などやっても何もありません。
過敏性腸症候群という腸の機能の問題の病気です。
この方は、知的障害があり、仕事先でイジメにあっているようなのです。仕事がある日だけ、下痢をします。
イジメのストレスから、腸の機能がおかしくなり下痢をしていることは、明白です。
患者さんが、困っているわけなので、対症療法の薬を出しました。
でも、やはり、付け焼刃にしかなりません。
本質的な解決をはかろうとすれば、職場環境を改善するか
転職しかありません。
医療では、解決がはかれないのです。
でも、職場での事は、なかなか改善させることができなかったり、相談する相手が、不明確であったりします。
症状は持続するし、相談できる窓口が明確なので
病院を受診します。でも、根本的な解決はできない。
こんなループをつくってしまう患者さんが、います。
病気は、環境がつくり、治療は環境を変えること
これが、実は、多いのです。


