微妙に進行した大腸癌 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

先日、あった症例です。

ある男性に大腸カメラをやりました。

ポリープがあり切除しました。


病理検査の結果が出てチェックすると、

ポリープの中に、大腸癌の所見が混じっていました。


脈管侵襲やリンパ管侵襲というリスクはなく

組織も高分化型腺癌でしたので、そこはいいのですが


全部取り切れてはいたのですが

癌細胞が、粘膜下層まで入っていました。


表面から1mm以上入っていれば、リンパ節転移の可能性が約15% その場合は年齢考えると手術を勧めるかなと


この方は、0.5mm以下ですので

可能性は、あってもそれほど高くありません。

でも、ゼロではありません。様子観察が、基本ではありますが、やはり相談必要です。


腸とリンパ節を切除しにいくか

御本人、ご家族と相談しました。


手術はしないで、検査で経過をみていく方針になりました。


多分、大丈夫ですが、スパッといかず

患者さんにリスクが、残る、この何とも言えない不安感が、残ります。


診療をしていると、時々こんな感じの事が

時々あるんです。




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