ほんの何ミリの操作を安定してできる。これが名医 できない私は。。(再掲載) | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

内視鏡の名医は、どういう人なのだろうか。

 

それは、数ミリの操作を コンスタントに正確にできる事と思います。

 

私も 胃カメラの挿入の時 調子いいと あまり患者さんがゲーゲーしないで 行えるのですが、どうしても 日によっては、ゲーゲーする方が

出てしまいます。ほんの些細な違いでしょうけど 結果は全然違ってしまいます。

 

大腸カメラでも 調子いいと 盲腸まで5分程度でいくと 俺うまいかも

なんて思うのですが 別の患者さんでは めちゃくちゃ時間かかり

苦痛を与えてしまうなど やっぱり安定しないのです。

 

でも 内視鏡だけで 飯を食う 本当のスペシャリストは、やはり違うのです。首都圏のある有名な大腸内視鏡専門クリニックに10年前に

勉強に通っていたのですが、そこに名人がいました。その方は、どんな患者さんでも大腸カメラで 盲腸までの挿入時間が3分ほどでした。

機械のような正確性でした。どうしてそのように入れられるのかと

質問したのですが、言葉で説明するのは 無理だと言われてしまいました。手などのほんのちょっとした感覚を大事にし 言葉に表せない

数ミリの動きで勝負しているのだと思います。

 

私も その言葉にできない何かを いつか掴めたらと もがいて

いますが、もう20年経ってしまいました。奥は深いです。