ピロリ菌除菌失敗する症例の中に 実は A型胃炎があるみたい。(再掲載) | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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その中に興味深いものがありました。

 

A型胃炎という特殊な胃炎があります。

膠原病のような疾患で 自分の免疫が自分の胃を攻撃し

胃炎を起こすものです。ビタミンB12不足など生じるので要注意なのです。

 

A型胃炎の胃では 胃酸が少ないので 細菌が生えてくることがあるようです。その細菌は、ウレアーゼという酵素を出すのです

 

ピロリ菌もウレアーゼを出します。ピロリ菌の検査は このウレアーゼが鍵となって判定されるものが中心です。つまりピロリ菌でなくても ウレアーゼをつくる細菌であれば検査陽性になるのです。

 

もともと ピロリ菌が陰性で A型胃炎であった場合

ピロリ菌検査は陽性になり  いくら除菌を行っても ピロリ菌検査は

ずっと陽性であり続けるという事なのです。

 

ピロリ菌除菌やってもうまくいかない方は、この点で医師に確認ください。