入院患者さんの死亡原因で多いのが、低Na血症 この病気知っておいて損はない! | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

今日は、特に 老人病院での死亡原因で、多いものの一つの低Na血症を紹介します。

 

実は、私の義理の父親が、これで殺されかけました。

とある老人病院に義父が入院していました。私が、ある日 面会に行き、主治医と面談しました。”全然血液検査も問題ありませんよ。”と言いながら 主治医は、検査値の紙を渡してきました。そこに書いてあったNa(ナトリウム)118 !(正常135~147) 医療関係者ならわかりますが、びっくりする値でした。主治医に問い詰めると、”あなたが、点滴など決めて治療組み立ててください”と言われ 自分で治した経験があります。あの時面談していなければ 数日以内に死亡していたと思います。

 

Naが低いと痙攣や意識障害 呼吸停止などが起こります。

 

Naとは、塩分Naclなどから摂取され、濃度が腎臓やさまざまなホルモンで調整されています。だいたい135から147ぐらいが正常です。

 

原因はいろいろあり、病態生理を一般の方が、理解するのは難と思います。

ここでもって帰ってほしい情報は、Naの正常値と 原因の病名リストです。病名リストにのっている疾患の有無を主治医に質問するだけで 主治医は、”この患者家族やばい!なめたらいかん”と思い より真剣に対応すると思います。(中には、怒り出す輩もいますので 言い方注意してください)

 

低Na血症疾患リスト

1 脱水 下痢や嘔吐でも起きる

2 点滴の内容の間違い Naをあまり入れていなかった。

3 副腎不全

4 甲状腺機能低下症

5 SIADH(ADHというホルモン異常)

6 MRHE(ホルモンの効果が老人になり減ってなる)

7 多飲(精神的に不安定で水のみすぎ)

8 心不全

9 肝不全

10 尿細管異常などの腎疾患