健診 人間ドックでの尿潜血反応が悩ましい! | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

前回に続いて 健診 人間ドックの判定で困るものを書きます。

 

それは、尿潜血反応。尿に血が混じっているかの反応です。

血尿には、2種類あって 肉眼的血尿と顕微鏡血尿です。

 

肉眼的血尿は、目で見てわかる いわゆる真っ赤で、

これは みんな病院行くし誰でも精密検査が必要というのはわかる

(ちなみに 肉眼的血尿で がんが原因であるのは

20% 腎疾患の可能性も十分あり)。潜血反応は+++

 

顕微鏡的血尿は、尿を顕微鏡で見て やっとわかるレベルの血尿で 

見た目は、まったく普通の色です。潜血反応は+ぐらい  

男性や 若い女性(生理中でなし)では あまり一般的でないから

精査します。(がんが原因は約3% 腎疾患の可能性も一応あり)

 

#腎疾患かは、尿たんぱくなども参考に調べます。

 

この顕微鏡的血尿が、健診 人間ドックで本当に多いです。

特に 高齢女性!感覚的な判断だけど 7人か6人に一人 

尿潜血+になります。

おそらくは 膀胱炎起こしやすく それで尿道に炎症が生じて

血がでると思うのですが、がんが約3%危険性あるんです。

 

一応泌尿器科学会のガイドラインでは、尿潜血+の患者さんは、

腹部エコーCTなどがお勧めされています。

だから検査勧めて 同意得た患者さんは、行うのですが 

やっぱりがんであった患者さんは、ほとんどいません。

検査ってどこまでしたらいいですかね?