「ともみと髭マン」
人生初、入院した時のお話し。
(もう退院してます)

妊娠した!て分かったとき、とてもホッとして嬉しかったです。
私が30代後半になってから、夫が急に子供が欲しい!と言い出し…。
しかし、それからまったく妊娠する気配がなかったので、
私が40歳になったのを機に、原因を調べてもらおうと専門のクリニックへ行ってみました。
私と夫ふたりで検査しながらの、まずはタイミング法を試してみる。
するとピッタンコ大当たりで、クリニックへ通い始めてすぐに妊娠しました!
はっきりと心拍も確認でき、妊娠6週5日目(妊娠二ヶ月)
でした。
でした。それから一週間後に、妊娠第一回目の検査日を迎えるまでに親子手帳をもらいました。
親子手帳をもらうと、なんだかウキウキ。
そして、検査日。
血圧、体重測定や、血液検査などなど。
で、お腹の中をみる検査。
私は一週間前より大きくなっている姿を想像してドキドキしていたのだけれど、
あれ?
…心拍が確認できない?
先生の、心配そうな声。
赤ちゃんのお部屋もあって、赤ちゃんもいるんだけど、心拍だけ消失している。
赤ちゃんも一週間前と変わらない大きさで、育っていない。
先生は悲しそうな顔をしていて。
このまま放っておくと赤ちゃんがおりてきてしまい、その際には大量出血する可能性が高いので、
来週取り出す手術を予定しておきましょう。
との診断でした。
手術の説明や日取りを決めるときまでは、なんとか持ちこたえていたのですが。
そのあと帰る途中から、涙が止まらなくなりました。
泣きながら車を運転する私の横で夫が何度も何度も、
「大丈夫だよ、僕はともちゃんが居てくれるだけで幸せだから泣かないで」って言ってくれたんだけども。
私自身、大丈夫だって分かってるんだけど。
こういうことはよくある事だし、まだ次のチャンスもあるし。
でも涙がどんどん出てくるので、
もしかしたら私はこの小さい豆粒みたいな赤ちゃんのために泣いてるのかな。
まだ私のお腹の中にいて、赤ちゃんのための部屋まであって、姿もある。
夫にそういうと、
「まだ人間にもなってないもののために泣かなくていい!」
そう言う夫の優しさもよく分かるからまた泣いた。
涙が出るのはホルモンのせいでしょうか…。
母親になろうと体ぜんぶが変化しているんだもんね。
私の場合、ひとしきり泣いたら大丈夫になれるから。
泣くなと言われても、泣きたいだけ泣きますけど。


