台風の中、向かった授業をしている、
いつものキッズスクール。
小学校2、3年の混合クラスは
いつもより少人数で落ち着いている。
さて、今日はどんな授業にしようか笑。
そのメンバーや落ち着いたクラスの雰囲気から、
今まで言ったこともないことを私はなぜか口に出す。
「あのね、先生、今度、本を出すんだ。
『みんなひとみしり』っていう、タイトルなんだけど」
と言って、ホワイトボードにタイトルを書いた。
みんなは、へぇといった感じで興味津々。
「いつ、出るの⁈」「どんな本⁈」
「ひとみしりって、どういうことかわかる⁈」
と質問すると、ハイハイと手をあげて、
「人に会うとドキドキする人」
「恥ずかしがり屋さん」
と発言する中に小学生2年のYちゃんが面白いことを言う。
「ひとみしりは、人を見て知る人。
ぱっと見ただけで、人が思っていることや、
その人がやりたいことがわかるの」
ほほぉ〜〜‼︎
なんと、素敵な解釈。
そして、こう続けた、
「みんなひとみしりは、
みんなおみとおし(お見通し)ってこと」
なんだそうです。
もう、すごい、すごすぎる‼︎
ほんとにそうかもしれないなあ。
その深すぎる意味に考えさせられた。
そして、それを先に聞いていたら本に書いていたなとも。
で、授業は。
「もし、自分の本を出すとしたら、、、」
ということで、
本のタイトル、内容、プロフィール、ペンネーム、
表紙のイメージも書いてもらうと、これまたすごい‼︎
ものの1時間でエッセイやら小説やら書けちゃうんだもん。
今や、小学生も本を出す時代。
「どんなことを伝えたい⁈」
面白い話⁈ 感動する話⁈ 役に立つ話⁈ あっと驚く話⁈
伝えたいテーマを考えて、
小説なら主人公のキャラクター設定も考えて。
「先生、出来るまで見ないでね」
と言うもんだから、ずっと見ないようにしてました。
で、発表の時。
まあ、すごい‼︎
自分の未来の話(東大医学部に行き、医者になり、多くの人の病気を治す)、
スーパーマン佐藤(私のこと)にパワーを伝授してもらう話など。
そして、最年少のYちゃんの本が面白い‼︎
タイトルは、『いまはぜんぶで6しゃるい』。
なに、なに、この引きのあるタイトルは‼︎
で、表紙も書いてくれて。
この内容は実は6つの話のオムニバスになっている。
「○○(いとこの名前)大好きだよ。」
「○○(弟の名前)ままをとらないで。」
「○○(弟の名前)はあまえんぼう。」
「いつかはうみにいきたいな。」
「いまはプールでがまんしよう。」
「○○(習い事教室の名前)はたのしい。」
7歳のYちゃんには、1歳になる弟がいる。
お母さんは、弟にかかりっきりで、
なかなか相手にしてもらえず、甘えられない。
その悔しさから、こっそりママが見てない時に、
弟の髪を引っ張ったりしている。
「だって、○○も私の髪の毛をいつも引っ張るんだもん」
海に行きたいが、1歳の弟には危ないから行けない。
だから、行けてもプールだけ。
「それはしかたないから我慢してる」
なんていう、7歳の本音。
ママが大好き。
そんなママをとる弟が憎らしい。
リアルな今の思いを書き綴った7歳のエッセイ。
ほんとに、可愛くて、素晴らしい‼︎
子供は、天才だな。
子供にはかなわないけど、私も本を出します。