その、依頼をして下さった担当編集者の方が、
「私は人見知りで、人と会うと緊張してしまい、
うまく話せないんです。軽いコミュ症かも」
と言うわけです。
私から見たら、どこが⁈ というほどの、
明るく親しみやすい感じのステキな人なのにと。
でも、本人は、そんな自分を変えたいと言う。
そうか、他人がどう思おうと、
自分に生きづらさを感じているのならば、
それは、ある意味、深刻なことであり、
また、解決の余地がある、チャンスの時かもしれないと。
彼女の話を聞きながら、
私ができることを考えてみた。
そして、私が提案するアイデアを、
「それは面白い‼︎」
「それならできる‼︎」
「そんなやり方があったんだ、勉強になります‼︎」
と喜んでくれて、その笑顔を見ていると、
この私の斬新なやり方が
必要な人に届けばいいなと思ったのです。
例えば、コミュニケーションが苦手なら、
私が提案したのは、「話さなくていい」でした。
聞くことから始める。
それは、どうやって⁈
その簡単な方法からお伝えしています。
また、人に話しかけられないなら、
「人に話しかけられるようにすればいい」。
そんなあ、それは難しいのでは。
いやいや、そんなことはないんです。
などなど。
今のままの自分、そのままの自分、
恥ずかしがり屋で引っ込み思案なままで、
十分魅力的なあなた自身を楽にするやり方。
リラックスして、やる気になるように。
そのために、私自身、コン詰めて原稿を書くのではなく、
海や山や川に行ったり、外に出て、楽しんで、
旅をして、実際に人と会話しました。
それは、結果的に取材になったかもしれないけれど、
人と関わることは、私にとって日常で、リアルな体験。
その楽しさ、うれしさ、清々しさ、力強さ、
そうしたリアル、エネルギーを
この本に注入しました‼︎
シャイで、遠慮がちで、緊張しいな自分。
それで、言いたいことが言えない。
やりたいことができない。
そのことで、自信をなくしてしまっている。
諦めてしまっている。
それは、もったいないこと。
こんなにも輝けるものを秘めているのに。
目覚めるきっかけになったらいいなあ。
それが、この本を書くきっかけになりました。
その最初の読者である担当編集者の彼女が、
「これは、いい本だ」としみじみ言うのを聞いて、
私は「やったあ‼︎」「よかったあ」という、
うれしさと安堵の気持ちと、
なぜだか、まだ出会ってもいない人たちにも
愛おしいような温かな思いでいっぱいになるのでした。