こんにちは
マナーアドバイザー永井です
20数年前のこと。
生まれて初めての大失恋をしました。
本当に大好きだったのに、突然の別れ。
遅すぎた初めての失恋だったので、
ダメージが相当なもので・・・。
来る日も来る日も、涙に明け暮れていました。
ある日のこと、仕事中だというのに
涙があふれてきて・・・。
(ん~、若い。
マナー講師的には、仕事中に公私混同は
だめですよ~、となるところかな?)
自席を立ち、自社ビルの最上階の(18階位?)
踊場へ。
そこで、しゃがみ込みながらシクシクしていました。
(しつこいようだけど、若いっ)
すると60代くらいの初老の女性が優しく声を
かけてくださり・・・。
「こんな所にいないで、こちらにいらっしゃい。」と
ある部屋に案内してくださいました。
そしてしばらく1人にしてくださり、落ち着いた頃に
同じ部署の同期に迎えに来てもらうよう連絡
してくださっていたのです。
「どうしたの?」とか
「仕事中でしょ?」とか
何も聞かずに、ただそっと・・・。
別れ際に何か優しいお言葉をかけていただいた
ような記憶があるのですが、どんな言葉だったのか・・・。
とにかく、その優しさに心から救われました。
後から調べてみたら、その部屋は名誉会長の
応接室。
名誉会長のご親戚にあたる、秘書室の
ご婦人だということが分かりました。
もちろん、誰もが出入り自由な部屋でも
ありません。
仕事中に私事でめそめそしていた新入社員を、
そっと見守ってくださった女性。
今でもその時のことは、はっきりと覚えています。
マナーとは、思いやりの心です
その時から、私もああのご婦人のように
人の悲しみにそっと寄り添える女性に
なりたいと思い続けています。
触れ合ったのは、ほんの数分。
交わした言葉もありません。
けれども、深く心に残る出会い。
そんな素敵な出会いを重ねて
いきたいですね?
