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京王プラザホテルで開催

先月末に「アントニオ猪木VSモハメド・アリ展」を見に行きました

(もう展示は8/31で終わってます)

 

 

会場には数名の来場者展示空間で向き合う猪木アリの写真や資料は

半世紀前、日本中を熱狂させた一戦の重みをかえって鮮烈に伝えてくるようだった

1976年6月26日

日本武道館で行われたアントニオ猪木対モハメド・アリ

「格闘技世界一決定戦」と銘打たれたこの試合は

プロレスラーとボクシング世界王者という当時としては前例のない異種格闘技戦だった

だが、華々しい看板とは裏腹に、試合前にはルールをめぐる熾烈な駆け引きがあった

アリ陣営は猪木のタックル、投げ、寝技、関節技などを大幅に制限することを求め

最終的に猪木は片膝をマットにつけた状態でしか蹴りを出せないなど多くの制約を受ける

ことになった

試合内容を知る人の中には猪木が寝転んでアリの脚を蹴り続けた姿だけを

記憶している人もいるだろう

しかし、あの戦いは皆がよく言う単なる「凡戦」ではない

自らの土俵を狭められながらも猪木アリの強烈なパンチを封じ

世界最高峰のボクサーに真正面から挑んだ

アリの左脚には深いダメージが残り試合後には血栓の懸念まで語られたという

互いに決定打を許さず、引き分けに終わった15ラウンドは異なる格闘技が交差した

歴史的な実験だった

当時、アリ陣営はこの京王プラザホテルを拠点としていた

アリが来日すると、その周囲には取材陣、関係者、ファンが押し寄せホテル

世界的スターを中心とする熱気と騒動に包まれたという

(豪放磊落で毎晩乱痴気騒ぎをしていたのは有名)

周囲を巻き込みながら人々を魅了するアリの一行の賑やかさは今の落ち着いた

ホテルの空気からは想像しにくい

だからこそ、この場所で展示を見ることには特別な感慨がある

そして何より心を打つのは、試合後に育まれた二人の友情である

ルール交渉を経て、命がけで向き合ったからこそ、そこには相手への深い敬意が残った

猪木は後年もアリ「世界で最も尊敬する男」の一人として語り

アリもまた猪木真のファイターとして認めていた

勝敗だけでは測れない、闘いの先に生まれたアリだった

展示をゆっくり見終えかつて世界中の注目を集めた二人の闘いはいまもなお

色あせてはいない猪木アリが遺したのはただの試合結果ではない

常識を越えて挑む勇気と相手を尊重することの尊さ――その二つだったように思う

「やれるか、やれないか」ではない「やるか、やらないか」だ

誰もやったことのないことに挑み批判も嘲笑も引き受けながら

猪木さんは世界の頂点にいたアリと15ラウンドを戦い抜いた

マットに身を低くして放ったローキックは、単なる戦術ではない

制限されたルールのなかで、それでも前へ進み、勝負を成立させようとした

執念そのものだった

猪木さんは相手を倒すためだけではなく「不可能」と言われた壁を壊すために

闘ったのだと思う

猪木さんは単に「プロレス界の英雄」ではない日本から世界へ向けて

夢を語り、夢に賭け、夢を形にした人だった相手を打ち負かすだけではない

命がけで向き合うからこそ、国境も競技も超えた敬意が生まれる

これもまた、猪木さんが体現した「闘い」の美しさだった

今回の訪問は私ひとりであったけれど、孤独ではなかった

展示の向こうに、いつものあの声が聞こえた気がした
「元気ですかーっ!」
元気があれば何でもできる

迷いがあってもいい不安があってもいい

それでも一歩を踏み出せば、景色は変わる

猪木さんが生涯を通じてそう教えてくれたのだと思う

だから今日も、胸に闘魂を道はどこまでも続く
「行くぞーっ! 1、2、3、ダーッ!」

売店でタオルと名刺入れを購入し帰ってまいりました

 

猪木さんは賛否両論ある方でしたが

     好きな人物には変わり有りません

 

伸び)

都議会議員 佐藤沙織里さんの辞職表明には心配する声、理由への疑問、圧力を疑う見方など

さまざまな反応があります

本人が詳細を明かしていないため現時点では断定せずまずは事実と推測を分けて受け止めるのが大切だと思います