勉強は、ただの知識じゃない誰かの思いが、誰かに届く、つながりなんだ | 「今日は最高な一日にするぞ。」と唱えて一日を始めてみませんか?

「今日は最高な一日にするぞ。」と唱えて一日を始めてみませんか?

何か面白い事ありますか?
無いのなら面白くしてしまえー!

「teipensouおじ、勉強って本当に役に立たないよね」

(おじいと云ったらくすぐりの軽だぞー)

姪のMは、参考書を放り投げながらそう言ったー

[高校 3 年生、受験勉強の真っ只中]

「なんでそう思うの?」

「だって、この公式、この単語、この年号、全部大人になったら使わないじゃん

 役に立たないことばっかり」

Mの隣に座り彼女のスマホを指差した

「このスマホ、誰が作ったと思う?」

Mはきょとんとした顔でを見た

「…エンジニアの人?」

「そう。そのエンジニアの人たち、勉強した人じゃない?」

Mは黙った

Mが『役に立たない』って言った理科の勉強、違う?

 でも、その理科を勉強して作った機能、使ってるんだよね」

Mはスマホを手に取り画面を眺めた

「…そうか」

「だから、そんなに役に立たないと言い切れるもんでもないんじゃない?」

Mはしばらく考え込みそれから小さくうなずいた

「でも、teipensouおじ、私、勉強好きじゃないんだ。

 したくない。でも、仕方ないからやってる」

Mの顔をまっすぐ見た

「嫌いというよりも、その中で楽しみを見つけてほしいな」

「楽しみ?」

「うん。例えば、この数学の公式、誰かが発見したんだよ。

 その人がなんでこの公式を見つけたかったのかどんな思いで

 研究してたのか、想像してみない?」

Mはきょとんとした

「歴史の年号もただの数字じゃない。その年にどんな出来事があって

 どんな人が生きてて、どんな思いで歴史を動かしたのか。

 想像すると、ただの暗記じゃなくなる」

Mは参考書を手に取りページをめくった

「英語も、ただの単語じゃない。その言葉を使って誰かが誰かと

 つながろうとしてる。その思いを想像すると、ただの暗記じゃなくなる」

Mを見た

「…teipensouおじ、勉強好きだったの?」

「うん。別に自慢でも何でもなく。自分がわかったから

 好きだったーいわゆるクイズの感覚かも知れないね

 (私、クイズ番組すごく好きですねー)

「自分がわかった?クイズの感覚?」

「うん。この公式、この単語、この年号、全部、誰かが一生懸命考えて作ったもの。

 その人の思いが、私に届いてる。それがわかったら、勉強が楽しくなった」

Mは参考書を抱きしめ小さく笑った

「…ちょっと、やってみる」

「うん。無理に好きにならなくていい。でも、その中で何か一つでも楽しみを

 見つけてくれたらあたいはうれしい」

Mはうなずき、再び参考書を開いた

「…teipensouおじ、ありがとう」

「おう。応援してるぞ!!」

Mの勉強する姿を眺めながら思った

勉強は、ただの知識じゃないよー

誰かの思いが、誰かに届く、つながりなんだよー

Mがそのつながりの中で

何か一つでも楽しみを見つけてくれたらそれだけでいい