「新川」はだれのためにあるのか? | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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  せん。

<新川とは?>

札幌市西区八軒10条付近の琴似川と琴似発寒川の合流点から下流が新川であります(図ー1)。

札幌市西区/北区、ついで手稲区/北区の境界となり、河口は小樽市銭函3丁目と4丁目の境の

大浜海岸で石狩湾へ注いで終点となります(図ー2)。

 

***<図-1>「新川」のはじまり

  石狩湾(日本海)へ

琴似川と琴似発寒川の合流点から下流を「新川」とよんでいます。

****<図ー2>「新川」の全体像

**********

新川は

二級河川で新川水系の本流でありながら、同時に!!

明治期に作られた人工河川であります。

 

郷土の地理・歴史で習っているはずなのですが、

「人工河川」であることは札幌市民でさえ、いつのまにか記憶のかなたですね・・・・

 

札幌市にはもう一つ人工河川があって、そちらは、現在「創成川」と呼ばれております・・・

創成川は・・・

・いまでも時々掘削者の名前ー大友堀(大友亀太郎氏掘削)-でメディアの膾炙に

 登ることがあります。

・新川よりやや古い、江戸期ー明治初期に完成

・札幌の中心部の商業地帯にあって「いかにも<水運>に活躍した」というイメージ・・・

 

 ⇒「新川」は札幌のややはずれで、あくまで「灌漑水路」でめだたない「影が薄い」といえば

言いすぎですが・・・・「新川」の名を知らない札幌市民はいないと思います。

でも人工河川ですよ、というと「びえー」と、たいてい驚かれます。

 

 

新川のお仕事をもう少し詳しく書きますと・・・

 

チョット、チョット!!そろそろこの記事の本来の目的を書いておかなくて、いーのかい?

 

うーん、ま、おいおい。。。

 

で、明治19-20(1886-87)年からにかけて「琴似川小樽内川大排水」として開削されました。

*******

目的

石狩川の背水の影響によって氾濫を繰り返していた、かつての琴似川や発寒川などの流域の治水

周辺湿地の排水

舟運など

*********

新しく開削された川には、それ以前から札幌の市街地を流れていた複数の自然小川が流れ込む

ようになりました。

それにより、洪水被害が集中していた札幌北端の中で、西部の琴似川と発寒川の流れが分断され、

上流部の流れは石狩湾に向けられます(図ー2、右下方の赤丸印)。

これにより札幌北部(赤丸以北)の洪水被害は軽減されましたが、今度は新川沿いが洪水の

常習地となり、排水が困難になります。

そのまま長らくの間放置されています(な、な、なんとゆーことでしょー!!)、後に河川改修が

はじまり、徐々に農地、住宅地に適する土地に変わっていきますが、しばらくあとのおはなし。

 

問題は、今般の西日本の大水害を規範を元に、札幌市にも大雨が降った場合、「新川沿線」の

「ハザードマップ」を改定するというものです。

 

???

ぢゃあ

いままでの、危険出水域、非出水域の見込みは何を基準に?

 見込みが甘かった⇒いったん「豪雨」などに襲われると、ソーテーガイ域がたくさん出る可能性が

 あったということですか?

 

 当面は、ハザードマップ改定はやむをえまいと思いますが、最良なのは、金がかかってもいいから

 以前レベルのマップになるよう、治水をしっかりやっていただくことではありませんか?

 

 マップだけ直しても、被害が出るばかりってことでしょ?

きっと、予想外の被害だって出ますよ!!

 地図直しっ放しだけではあまりにも無責任ではありませんか?

 

 手稲から一つ札幌寄りの「稲積公園駅」。

 ここは、新川とは関係ありませんが、付近の三つの小河川(三樽別川・富丘川・中の川)に

 挟まれた低地で、洪水の被害を受けることがしばしばあリました。

 当時の「国鉄」は、あらかじめ複線ともに北側に振る準備工事をおこなっており、

  昭和58(1958)年、札幌駅高架開業(昭63)より5年早く、高架路線にしております。

 

 

札幌市の職員さん!!

事は人命にかかるのですから、マップ作りでも、治水強化でもいいからさっさとはじめてくださいよ

予算がないと動けない?

税金が集まる、来年4月以降のスタートですか?

7か月何やってんの?

 

 

「新川」はだれのためにあるのか?  了

 

最近、歳のせいかグチが多くなりました。

皆様を不愉快にさせておりましたら、謝ります。

 

今回も、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

 

  カラスのクンセイ 拝