昔々、ヨリトモの軍勢から辛くも逃げ延びてきたヨシツネ一行でしたが、陸奥の国のどん詰まりに来て、
「蝦夷地にどーやってわたるとユーのじゃ?!」
「殿!あそこに青函連絡船が待機しておりま・・・」
「こんな家来を持った拙者故、ヨリトモごときに後れを取ったのだ・・・」
・・・と、そこに一頭の竜が舞い降りてまいりまして。
「九郎判官ヨシツネ様:御一行様でございますね。
日高の平取ビラトリ航空*と申します。お話は長老からうかがっておりますよ。
えーえー、すべてが万事お任せください。
*平取町にはヨシツネをまつった「義経神社」があります
***<竜飛岬と平取町の位置関係>
直線距離で約230㎞です。
1里=3.92km。1里=36町、1町=108.8m・・・として計算しますと・・・
230km=58里6町となりますが、以下文中では60里とさせていただきました。
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「ところで、お殿様、ここからビラトリまでおよそ60里。
基本料金は始めの5里まで銀1枚、以後2里毎銀半枚・・・
計27.5枚。20枚を超えますと、超えた分が1割引きにございますので・・・
銀26枚と3/4枚にございます。
ご用意はありますか?」
「い、い、いくらなんでも、コーガクに過ぎるではないか?」
「はてさて、イチオー、航空運賃でございますゆえ・・・」
「しかもシートベルトの設備なくして我々をのせていくと申すか?
高高度を飛ぶにしては、与圧するでもなし、酸素キョーキューのラインもないようだの?」
「ほほー、今度は、いちゃもんと来ましたか?
まー、今までいろいろと、ご苦労されたこともございますので、運賃は、ビラトリに到着したのち
長老とご相談くださいまし。」
「そうか。一生恩に着るぞ!!!」
おそらく、この話の分かる竜がいなければ、モンゴル帝国の成立はなかったでありましょー。
ヨシツネ一行が津軽海峡をいかにしてわたることができたか?・・・コメントにかえて・・・ 了
最後まで、悪いモーソーにお付き合いくださいまして深謝申し上げます。
カラスのクンセイ 拝
