幽霊、見たことある?
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夏は幽霊の季節と申しますが、実際に霊が出る季節は冬が多いらしいです。
これから書くことは、「また、バカガラスのヨタが始まった」とお読みにならずとも
一向かまいませんし、
「ほー、そーゆー怪談の作り方もあるんかい」と
解釈になっていただいたり、いかように読み進めて頂いてもよろしかろうと思います。
さて、冒頭の「霊が冬に多い」というお話、
実は、その道では知る人ぞ知る、**大学の「霊に関するサークル」が「サーモグラフィ」と
いって、皮膚温や一帯の地上温を測る機械がございますね?
それを、持ち出しまして、
近くに「出る!!」と名高い脇道にセット。夏冬30日程度、晴天の日のみ外気温を
測ったそうです。
すると、どーしたことでしょー。
サーモグラフィでとらえた人型が通るたび(同時記録のVTRには何も映っていなかった
といいます)に付近の温度が2-5度下がったそうです。
そして、この人通りの多さは、冬のほうが多かったと・・・・
そこで、このサークルは然るべき研究会で発表したのですが、
「1シーズンだけでは再現性に問題がある。
毎年、そこに同じ霊道があるとは限らない」
等コテンパンに、やられたそうですが、そのサークルも自信があるのか負けてはいません。
「冬に多く霊が出現しても、ひやっとこないのは、霊がいる時といない時とで、夏程、外気温に差がないからである」
と、まー、みごとな屁理屈をこね、その場を切り抜けたとか・・・?
さて、「霊」という字ですが、旧字体は、「靈」とかきます。下半分は「巫女みこ」さんの意味で、
雨ごいをする(なので雨かんむりとか?)声を表したものなのだそうです。
だったら、やっぱり、雨ごいはふつー、冬には、太古の時代でもやりませんでしょうから、
「霊は夏のモノ」でいいと思いますけれど・・・
その「霊」なのか?どうなのか?これから皆様に聞いていただくお話なのですが・・・
はやいもので、表題時代からもう33年がたち、あの時社会人1年生だった私は、今では
既に(体調不良となったせいもあり)一線を退き、人が足りない時くらいに、簡単な
配管をする程度であります・・・まさに「工員矢の如し」とは・・・(皆さんに謝りなさい!!)
当時は、「週休2日」ってのが、「ちょー大手企業」がやっと始めたばかりで、我々の会社
等は、全く無縁な話でありました。
それでも、やっと、土曜日の16:00頃仕事が終わって翌日にちよーびが休みともなると
チョットぜーたくなチョーキ休暇気分です(笑わないでください、寂しくなりますので)。
でも晩飯を食べてしまうと、いつもよりずーーと早い帰宅なので、やることもなく退屈です。
当時は2回のオイルショックの影響で、TVの最終番組は23:00頃で打ち止め。
自分の帰宅は、いつもそのころでしたので、部屋にTVはありませんでした。
結局、友人2人と「ススキノ」に飲みに行くことになったのはいーのですが、
月始めとユーのにほとんど、全額、酒代になってしまいました。
3人でウィスキーx5、ワインx18までは覚えていますが・・・
それで、挙句、やめときゃいーのに、途中Aが手相を見てもらう、とか言いだして・・・
「社会人1年生の残りの5月の仕事運と全体運見てもらう」
やめよー、どーせ聞いても覚えてないからといっても聞きません。
金も3人合わせて6500円くらい。使っちゃうと、タクシー代がなくなります。
そーも言ったのですが、お前の家にとめろ、と。
そのころ、ススキノの手相占いの基本事項だけの占い見料は¥5000程度でした。
ところが、ススキノの外れの方に陣取っていた、中年の男性の占い師さん・・・
Aに向かって、
「凶相が出ている。ただでみてあげるからこっちこっち。」
と手招き。
「う~ん・・・」
「う~ん・・・てねー、人を呼びつけておいてそれはないべ。
ちゃんと、男らしくはっきりしゃべったらいいしょ!!」
「あ、すまん、すまん。言い方が難しくて・・・何というのかな?
水と鏡と自画像に注意とかいてあるんだ。ちょっととなりと相談してきていいかな?」
A「いえ、もー充分見ていただきました。しかもただで!!」
「そーいわないでくれよ、死相だよ、それ」
「だからいーの」
「いくべ。おっかしなじじい。
ほんとはのみなおすとこだけどな。」
「まー、ゲームに負けたかなんかだと思えば・・・」
B「そだそだ・・・?」
A「どした?」
B「いや、こんな南*条まで、最近景気がいーの、ススキノは(#)?」
(#)このころはまだ北海道はバブルで、ススキノのネオン街は東西南北、
一番広がっていたと思います
B「やけに明るい。俺こんな小路知らない、戻ろう・・・」
A「なーにビビってるんだ?こんなに広くナレバ知らない道の1本や、にほ
よそ見して歩いていたAの体が、シャッターが下りていた商店前の、ビールケースに
あたって積んであった、ケースが崩れます。Aもよろけて倒れて・・・
雨でも降ってたっけ?ケースからたまっていた水がながれだし・・・
「A--っ。目つぶれ!!」
AはBに
「なーに言ってんだあいつ!!」
Bはすぐ理解して、
Aの目をB自らの手で覆います。
A「おめーら、ぐるになって、何だってんだ!!!」
AはBの手を払ったときに、歩道上にばらまかれた自分の顔が映ったのが目に入ったと
思います。「水ー鏡ー自画像・・・・」
それからが・・・水たまりからAがもう一人出てきて、引きずり込もうとします。
Bと私は、必死でAを抑えて・・・
その時、急に、酔いとユーのでしょーか、吐気と、眠気が襲ってきて・・・
気が付くと、見知らぬ病院の、病室。
AもBもいません。
聞けば「Aは溺死!!!?」
「Bは顔にでっかい出血性のあざを作って倒れていた」
しかるに、お前だけほとんど無傷なのはなぜか?
そーとー、しぼられました。お前が殺したのか?と
Bと病室を別にされたのも、口裏を合わせられないようにとの配慮だったと思います。
それにしても、水たまりから出てきたもうひとりのA・・・
は、酒飲みの「幻視」あるいは作り話と始めは全く相手にされませんでしたが、
Bも同じことを話しているようで、やっと何とか、信じてもらえたようです。
調書にサインするとき「水たまりから出てきた?とか」と書かれた箇所は、二重線で
消されていましたが、已むをえないと思いました・・・
人間60年もやっておりますと、たまにはこんなことにもぶつかります。
ホントに酔っぱらいの幻だったのかもしれません。
ご判断は皆様で・・・
昭和58(1983)年夏の不思議な日 in SUSUKINO 了
最後までおつきあいくださいましてありがとうございました
カラスのクンセイ 拝
