さて、後半戦は、四日市付近の762mm軌道のお話であります。
現在、四日市から出ている軌道としましては、菰野経由湯の山温泉行と
日永まで一旦進み、そこから、内部うつべ、と西日野・八王子とに分かれる軌道ににまとめられます。
八王子線は始めある程度内陸を走っていましたが、後年、「天白川」沿いに軌道を移設。
これが裏目に出ます。昭和49(1974)年秋の集中豪雨で天白川が氾濫・・・道床が流出、冠水・・・
9月27日より「西日野ー伊勢八王子間」の休止届が提出され、昭和51年4月1日をもって廃止となってしまいます。
そして、内部・八王子線の収支悪化に伴い、平成24(2012)年、近鉄は鉄道を廃止、バス高速輸送システム
(BRT)の提案を示しますが、地元が軌道存続を強く望み、平成26年、第3セクター「四日市あすなろう鉄道」が
設立され、現在に至っております。
あすなろう鉄道持ち株:近鉄75%、四日市市:25%
***<図-2:四日市付近の鉄軌道>***
一度この付近の地形、軌道の発達につきましては、イセデン VS 関西急行で書かせていただきましたので、
今回は、狭軌の支線区について写真を交えながら話を進めて参ります。
☆三重軌道→三重鐡道→三重電氣鐡道→近鉄と発展してまいりました軌道群は
・日永ー八王子
・日永ー諏訪ー旧・四日市
(西日野ー八王子:廃止)
#日永ー内部(三重鐡道時代に開業)
☆☆四日市軌道→四日市鉄道→三重電氣鐡道→近鉄
・湯の山ー四日市
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まずは中心の近鉄四日市駅から行きましょう。
<写真ー6:名古屋線高架本線>
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<写真ー7:四日市駅前>
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<写真ー8:クー134 or 136の貫通ドアから>
三重電氣鐡道サ134,136→近鉄ク134,136?のいずれか→あすなろう鉄道サ134,136の貫通扉から
全面貫通扉付の当車は一時期制御車となって、編成の先頭に出ることもありました。
それより、現在困っていることは、この窓から見えている対向列車、私にはどーみても行き違い設備上に
停車しているようにしか見えません。地図にはそのような配線はありません。
どなたかご存知ありませんか?情報をお待ちしております!!
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<写真ー9>270系が四日市駅に到着
昭和52(1977)年の北勢線近代化に引き続き、昭和57-58(1982-83)年当線でも
モ270と総括制御可能なク260の製造(コスト逓減のため全車新造とゆーわけにも
いかず、サ131,133を車体更新+制御車化ク131・133・・・などおりまぜて)と座席配置の
一人掛け一方向化などの整備が行われました。
私は偶然、整備終了直後の状態を見てきたことになりました。
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<写真ー10>内部うつべ・八王子線の分岐駅、日永駅
開業は大正1(1912)年であります。現在も外装色が変わった程度でこのままのイデタチ・・・
築104年(訪問当時ですでに71年経過)・・・
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<図ー3>日永駅:私の訪問時は、島1面+片式x2で4線。八王子方面(西日野行き)も
交換をしておりました。御覧の通り、駅員(駅長)所在駅でした(現在無人駅)
あいかわらずヘタクソな図でスイマセン・・・
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<写真ー11>2番ホームから内部方面を見ています。
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<写真ー12>方向は写真11と同じです。四日市行きがやってきました
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<写真ー13>写真12の四日市行きを2番ホームからとりました
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<写真ー14>駅員さんもいました
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<写真ー15>1番線に渡って2/3番ホームをとりました
手前:内部方面、奥:西日野方面
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<写真-16>狭軌線初乗り。自販機軟券。
「あすなろう鉄道」の初乗りは現在¥200です。
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<写真ー17>国鉄・四日市駅
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<写真ー18>四日市駅前
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何でも、近鉄ー国鉄四日市駅が離れて共存?することは人の流れができて、
地元商店街にはタイソーいいことなんですって。
ですから、近鉄・四日市が国鉄と離れると決まった時は地元の商店街は
大変喜んだそうです(両駅間約1.2km)。
今回、春の近鉄巡りはこれでおしまいです。
次回は、物足りなさを感じて、夏にもう一度伺ったことを皆様にご報告いたします。
最後までだらだらおつきあいくださいまして、ありがとうございました。
近鉄雑感ー無知はムダ金遣いと見つけたり(1)-2/2,昭和58-1983-年4月22日 了
カラスのクンセイ 拝














