ところが、高校の後半から戦車(特に独国)に興味を持つようになりますと、
俄然、ドイツ戦車軍団というよりヒトラーの興味半分の戯言めいた
命令にメルセデス博士が四苦八苦する図式に苦笑するばかりでありました。
ベンツ(社)のほかにも、ポルシェ(博士個人と会社)、オーストリア・スコダ社などが
ナチス・ドイツの「子会社」と化しました。
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<はじめフェルディナンド、後エレファント>と命名?された ”重駆逐戦車”
重量:65トン、整地速度:20km/hr
主砲:71口径8.8cmPak43/2
前面最厚部装甲:200mm(第一次世界大戦の装甲巡洋艦より厚い)
☆本車の最大の特徴は、ガソリンエンジン⇒発電機⇒モーター駆動
と「トランスミッション」が不要な所であります。
とゆーより、当時の技術では50tonを越える車輛のトランスミッションは
作ることができず、やむなく複雑な電気駆動式にしたとか?
◆左右動輪に別々のモーターシステムが必要だったので
運転に熟練が必要(2個の両側を同調させ思った方向に進ませるのが困難)
◎ギアチェンジ不要なので操縦性そのものは悪くない。
※戦績:90輌製造。2個重戦車駆逐大隊に編成されましたが、電気系統の
故障が多少あったこと、故障した場合の回収に手間取ることを除けば
用兵側からは常に頼もしい兵器と思われており(1990年代に新資料が
見つかり評価が変わりました)、1945年4月に4輌ですが、稼働が確認
されています。
ベンツと言ってポルシェの話になりました。スイマセン。
いずれにしても、駆動システムの出現が半世紀ほど早かったようです。
参考図書)Graphic Action,Last Panzer Truppe,航空ファン11月号別冊、pp90-91,1994,No.24,
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「メルセデス」は、命名された当時、ダイムラー車のディーラーを経営していた
オーストリア・ハンガリー帝国の領事、ユダヤ系ドイツ人エミール・イェリネック(Emil Jellinek )の
娘の名前から採られました。「ダイムラー」という硬い響きを持つブランドネームを避け、
当時流行していたスペイン風の響きを持つ名前をあえて選んだといわれており、スペイン語では
『慈悲深い人』という意味であります。
次の転機は、1926年のほとんど同時期に設立された世界最古の自動車会社である、二つの
自動車会社、
①Benz Leinische Gasmotoren Fablik (1883年- 1926年)
②Daimler Motoren Geserschaft (1890年 - 1926年)で1900年から使用されていた「メルセデス」を
始まりとし、1926年の合併により正式に「メルセデス・ベンツ」がスタートしました。
以降社名はダイムラー・ベンツ(1926年 - 1998年)、ダイムラー・クライスラー(1998年 - 2007年)と
変更されますがブランド名の変更はありません。
現在ドイツ、シュトゥットガルトを拠点に、乗用車と商用車の製造、販売を「メルセデス・ベンツ」で展開しています。
どーも、結局「エレファント・・・ポルシェ博士の功績」が目立った話になり半ば楽屋落ちとなりました。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
カラスのクンセイ 拝