世の中いろんな歌があるモンです | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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残り少ない余生をテキトーにいきていくブログ
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  せん。

童謡なのに「上から目線」の歌

  「あめふり」 北原白秋 作詞、中山晋平 作曲 「あめあめふれふれ かあさんが・・・」

  「あめふり 4番」

  かあさん ぼくのを かしましょか

  きみきみ このかさ さしたまえ

  ピッチピッチ チャップ・・・・


  随分とエラソーな歌詞ですが、白秋さんの実家は江戸時代から続く熊本の大きな造り酒屋でした。

  白秋さんはそこで生まれ、幼少期まで過ごし、福岡・柳川に転居しておいでです。

  「豪商のボンボン」ですから・・・成人してから作詞しますので、歌詞は自然とこーなりましょーネ?!


え?日本の歌ぢゃないの?

  教育的見地から明治政府が「輸入」した外国の楽曲がいくつかあります。

 □仰げば尊し

   原曲はSong for the Close of School(アメリカ,1871年)。1884(明治17)年文部省唱歌に指定。

   長きに亘って卒業式ソングのナンバーとして、ゆるぎない位置を占めていましたが、最近は、歌詞が 

   文語体であること、現在使われていない言葉が入っていることなどから急速に勢力を縮小しつつあり 

   ます。

 □蛍の光

   原曲は「オールド・ラング・サイン」というスコットランド民謡。1881(明治14)年尋常小学校唱歌となりま 

   した。

 □大きな栗の木の下で

   原曲はイギリス民謡、Under the spreading chestnut tree。終戦後GHQのメンバーが歌っていたのを 

   日本の声楽家(友竹正則氏)が広めました。

 □黒ネコのタンゴ

   原曲は1969(昭和44)年3月、イタリアの童謡コンテスト「第11回ゼッキーノ・ドーロ」の3位入賞曲

   [Volevo un gatto nero]。日本では皆川脩氏の1969年のデビュー作品。

 □故郷の空

   原曲はスコットランド曲「ライ麦畑で出逢うとき、Comin' Thro' the Rye」。1888(明治21)年に発表された

   小学唱歌の一つ

□むすんでひらいて

   原曲はフランスのルソー大先生作曲の原題は「夢」(作詞は不明)。1752年ルイ15世の御前で初公  

   演。日本では1874(明治7)年、バプティスト教会で初演奏されたとか・・・いぅれにせよあまり古さを感じ

させませんね。


 ●サイモンとガーファンクルの曲でないの???

   スカボロー・フェアScarborough Fair。イングランドの伝統的な民謡。この歌は16 ~17世紀に、

   『エルフィンナイト』 (チャイルド・バラッド No. 2)という古いバラードを作り変えたものであると言われて

います。時代と共に、何十もの詩が出来上がったものの、一般化して歌われたものは少なく、サイモ   

   ン&ガーファンクルによって有名になった編曲は19世紀末に生まれたものだそーです。


 この歌い手さんのオリジナルかな?と思ってきめてかかると、あとでCDジャケットの裏など見て

 びっくりなさることって、結構ありませんか?