岩手県 宮古市
外は何十年ぶりという大雪で 町が白く染まっている。
今回この町に来たのは あるTV局(東海テレビ)からのオファーだった。
震災の被害にあい 99%復活する事はないと言われたベーゼンドルファー というピアノが 再び音を奏で、
この町に戻ってくる。 しかも1日だけ。。。
このピアノだから出せる音色。
このピアノだから届けられる気持ち。
そんな奇跡のピアノをこの町の人に演奏して聴かせたい。 とても熱いオファーだった。
相談を受けた時、
とっさに自分に出来る事があれば是非協力したい。
そんな気持ちになった。
それから一ヶ月後の今日
只今岩手の宮古に到着。
作戦は実行☆
先ほど今回の主役 ベーゼンドルファーとの初ご対面をして来たところだ。
数々の苦難を乗り越えてようやく宮古に帰って来たベーゼンドルファーは
とてもたくましく、凛としたかっこうで自分を迎えてくれてくれたようにも思えた。
ピアノの種類にしては本当に珍しく、wood なbody が優しさとぬくもり放つかなりアンティークな感じのするピアノだった。
しかしよく見ると所々錆び付いていたり、色が変わったりと やはり震災の傷跡は確かに残っていた。
ピアノに触れ、鍵盤を弾くと 何とも言えない音が体育館に響き渡った。
ここまでの苦悩を知ってるせいか、鍵盤一音であんなに心が動いたのは生まれて初めての事だった。
響きわたる音の中、口には出さなかったが心の中でこんな事を言ってたと思う。
「お帰り ベーゼンドルファー。
がんばったな、本当によくがんばった。」
いよいよ明日は、災害にも負けずにがんばったこのピアノ ベーゼンドルファーと ピアニスト コーニッシュと 自分で、 当時避難所にもなってたという 小学校でのLIVE!!
あしたは、よろしく☆
楽しもうな^^
とにかく心をこめて、歌うから。。

