前回分
「水神様に会うって……」
スズハラさんは狼狽(ロウバイ)します。
「ほこら、ほこら」
工場(コウバ)の裏へ向かうナリゾウ……
「確か、同じ場所には置かないようにしたらしいよ」※前回ほこらを壊されて怒り暴れまわった😓
「ええっ‼」
ナリゾウはスズハラさんの言葉に驚きます。
「じゃあ、水神様はどこへ?」
ナリゾウは焦りました。
「カッパに聞いてみたら?」
とスズハラさん。
「カ、カッパ?」
「川の近くにいるらしい、きゅうりか何か差し入れしよう」
とスズハラさんは工場を閉めると、きゅうりを持ってきました。
「へーきゅうり、何この緑の長いやつ」とナリゾウ。
「夏の野菜、食べ物だよ」
とスズハラさん、丁度近くの農家さんが持ってきてくれたらしいです。
「赤いのは?」とナリゾウ。
「トマトだよ」とスズハラさん。
「へー、ちょっとレビン食べてみなよ」
「え、ボクがですか⁉」
レビンはいきなり振られて動揺します。
レビンは先輩命令なので逆らえず意を決して食べると、
「美味しいです!」
みずみずしくて甘味すらも微かに感じてついガツガツ食べてしまいました。
レビンにすすめられるナリゾウ。
がナリゾウは見た目やら青臭い匂いが気になり、遠回しに断ります。(食わず嫌い⁉)
そうして、近くの川にスズハラさんとナリゾウとレビンで行くと……
なんと小さなカッパがさっそくいました。
「カッパくん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
スズハラさんがカッパに声をかけます。
「何? ただでは話さないよ」
カッパはそっけなく返すので、さっそくきゅうりを渡すスズハラさん、
スズハラさんは前回の水神事件をきっかけにいろんな妖怪などを見ることが出来るようになったのです。
「あの、水神様はどこへ行ったか知ってるかな? 知っていたら教えて欲しいんだ」
とスズハラさん。
すると、
「そういえば新しいほこらが出来てバリアフリーになったし、広くなって快適になったって喜んでいたって聞いたけど……」
「ねえ、そのほこらはどこにあるの?」
ナリゾウがツッコミます。
「あー山の上の方らしいよ、もう人とは一切関与しないようにするとか……」
「それはどっち?」とスズハラさん、
「さあ、そこまでは…もういいだろう? 行った、行った」
カッパは川に飛び込んでしまいました。
どうする? ナリゾウ。
続き
