わたしとコウモリ男子の奇妙な日常〈13〉嫉妬? | いろいろしぃーのブログ

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「ハハハ……! またコウモリ出しちゃいましたか~~、紘夜様~~!」


甲本先生が爆笑している。


涙を流しながら……


ここは、いつもの相談室。


私ともちろん紘夜もいる。


この場所はお昼休み、クラスにいると取り巻きが多い為、ある意味避難所になりつつあり……


「しかも2回も! 山村君で!」


グワハハハ……! て。


あーあ、クールなカウンセラーの先生、完全崩壊しているよ。


「はあ~~~~! しかもその時転んだらまた擦りむいて怪我が増えたって! あ~~山村君、気の毒に~~」


先生、笑い殺したらどうしようってぐらい、ヒーヒーで笑う始末。


「ちょっと! 先生ー! 笑っていないで紘夜からコウモリ出すの何とかならないの? 山村、完全怪しんでるし……」


私は一生懸命に言うと、やっと取り直した甲本先生はメガネの真ん中を押さえてから、


「誠にすみませんが前にも言いました通り、紘夜様は感情的になるとコウモリを出してしまいます。


なので紘夜様が感情を抑えれば済むことなんですが、何しろブラックな性格なので困難かと思われますねー」


淡々と語って見せた。


な! ブラックって!


「だってさ! だから、感情を抑えて! そしてコウモリを出さないでよ!」


私はビシッと言ってやった。


が、


「何! お前が命令してんだよ! ふざけんなっ!」


相変わらずなブラックな調子だった。


「一応、紘夜様は代々の人間にお成りになられる一族です。


その為、人間界の学校やらで勉強をすることも実は密かに学んでおります」


「え!?」


私は驚く。


「じゃあ、体育でやるスポーツも!?」


「はい、一通りは学んでおります」


甲本先生は即答する。


あーだからすんなりバスケも出来たわけだ。


「あまり目立つことしないで欲しいんだけど、バスケもそうだし、コウモリとかさー」


「うるっせえな!」


紘夜はうざそうだった。


「甲本先生~~どうしたらいい~?」


私は半泣きしそうになりながら、甲本先生へ尋ねる。


「……単刀直入に言ってもよろしいでしょうか?」


甲本先生は一応確認してきて……


「はあっ!?」


私と紘夜はハテナになる。


「えーとですねー、それはですねー」


珍しく甲本先生は濁していた。


「うん」


私も紘夜も全く自覚なかったけれど、それは……


「紘夜様がそうやって山村君相手にコウモリを出してしまうのは、多分きっと……」


「きっと?」


私と紘夜は声が揃う。


甲本先生は息を吸うと、


「その山村君に嫉妬なさっているんです!」


一気に言って見せた!


「は? …………え、え、え、え~~~~!!」


私は驚き過ぎて、紘夜を見てしまい……!



続き


はじめから



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