わたしとコウモリ男子の奇妙な日常〈6〉コウモリの魔力の事情 | いろいろしぃーのブログ

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「はあ~~~!? 何でこいつの願い事をオレが叶えないといけねえんだよ~!!」


やはりな紘夜は納得いかなくてデカイ声を出す。


もういちいちうっさいわ~~。


私は辟易(ヘキエキ)していた。


「わたしの言っている意味お判りになりませんか? 紘夜様、あなたはおバカさんですね~~相変わらず……」


座ったまま、余裕の笑みを浮かべる甲本先生。


「うるっさいっ! 判るわっ!」


紘夜は血気盛んで。


「だったら、しっかり受け入れて下さいね。


大体、紘夜様ときたら、コウモリから人間になったり人間からコウモリに変身することは、他のコウモリ達より1番早かったのに、


他の魔力に関してはこれまたお粗末で……粗野で中途半端ですからね~~」


「くぉらぁ~~! 黙りやがれ~~!!」


「はいはい、落ち着いて座って下さい」


とたしなめる甲本先生。


私は交互にふたりのやりとりを見ていた。


何だろう? この両極端。


ふたりを足して混ぜて、半分にすれば丁度良くなりそう……


「とにかく……コウモリの身で助けて貰った場合は、その人間に忠実であることです。


叶うまでは紘夜様はコウモリに戻れませんから、そして家にも戻れませんからね。


試そうとしても無駄ですよ」


「ええっ!? 嘘だろう!」


紘夜は衝撃を受けると、直ちに体全体を震わせた。


がいつまでも何も起きない!


「戻れね~~!! なぜだ~!?」


こっちはデカイ声でうるさいし、


「人の話、聞いていますか?」


あっちは冷静沈着、はあ~~。


「とりあえず、わたしの魔力で何とかしますので陽果様はクラスにお戻り下さい」


「あ、は、はい」


あ、本当だ、もう時間だ! ヤバイヤバイ。


私だけ慌てて相談室を出た。



クラスに戻ると丁度授業の時間になる。


アブね~~。



続き


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