満月のハロウィンと4人の嫁達〈3〉執行の夜 | いろいろしぃーのブログ

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4人の嫁達がカードを選ぶと、空気がパチンと一瞬弾けたような音を聞きました。

「もういいわよ」と姑。

みんな、え? となるものの……

「用は済んだわ、帰ってくれていいわよ」

姑は言い放ちます。

4男の嫁が恐る恐るドアを開けようとしました。

「あ、開いた」

さっきまで全く開かなかったのに不思議です。

「それじゃあ…」

みんなは一斉に帰っていきました。

玄関を出て外で立ち話をしようとしましたが、姑が見送るように表に出てきたので、話をしようにも出来ません。

そして、各々嫁達は帰っていきました。


「パート休む程でもなかったな~」

4男の嫁はうちに戻ると、選んだカードの角を軸にして人差し指で支えるとクルクルと回しました。

「夫には内緒で~て言うから、本当に内緒にして行ってみたら、大した話でもなかったじゃんよ。

何でこんなことでわざわざ都合つけないといけなかったわけっ! バカじゃないの!? あのババアッ!」

4男の嫁は不満を漏らして荒れます。


そうして、その夜は満月のハロウィンになりました。

4男の嫁は夢を見ます。

その夢も同じく満月の夜でした。

ふいに背後に大きな影を感じると、そこには得たいの知れない黒い影が迫ってきて、

それは大きな斧を持って、自分の体をいきなり切りつけて……!

それでハッとして、4男の嫁は目を覚ましました。

「ゆ、夢…」

妙に気味悪く感じていると、まもなくして見知らぬ電話番号から着信がありました。

4男の嫁がその電話に出ると、

『○○警察署の交通課ですが……』

4男の嫁は内心驚きながら、最後まで話を聞くとまもなく恐れおののくことに……