衆院選でニュースを見ていると「外国人をどうするか」という話題が、やたら目につきます。

 

外国人労働者を制限すべきだ
これ以上増やすべきではない
という主張が、かなり大きな声で語られています。

 

それを見ながら僕は正直、少し不思議な気持ちになります。

 

あれだけ少子化が問題だ、人手不足が深刻だと言ってきたのに、この話はどこへ行ったんだろう、と。

 

あ、今日の話は特定の党の考え方を支持したり批判しりする記事じゃないので・・・

 

 

日本は、もう何年も前から「働く人が足りない国」になっています。

 

介護、医療、建設、物流、飲食。。。
どの業界も、人が足りない。


これは現場にいると、かなり実感してます。

 

子供の数は減り続け、これから先も急に増える見込みは無い。

 

つまり、日本人だけで今の社会を回し続けるのは、かなり厳しい状況なのは間違いない。

 

 

その中で出てきたのが外国人労働者という選択肢でした。

 

安価な労働力、と言うと少し言葉がきついですが実際には
「日本人が集まりにくい仕事を支えている」
という側面もあります。

 

身近なところでも、コンビニ、飲食店、工場そして最近では介護施設など。


外国人がいないと成り立たない現場は、もう珍しくありません。

 

 

一方で、外国人が増えることへの不安があるのも事実です。

 

文化や習慣の違い、治安への心配、社会保障をどうするのか、、、という問題。

 

こうした不安を感じる人の気持ちも、理解できなくはありません。

 

 

問題なのはこの話が「賛成か反対か」という二択で語られすぎていることだと思います。

 

 

外国人を増やせばすべて解決するわけでもないし、外国人を締め出せば日本がうまく回るわけでもない。

 

実際には

・どの分野で人が足りていないのか

・どんな受け入れ方が現実的なのか

・教育やルールをどう整えるのか

 

などといったこういう地味で面倒な話を、一つ一つ考える必要があります。

 

 

個人的には「外国人を制限するかどうか」よりも「日本の社会をどう維持するか」という視点の方が大事だと思っています。

 

少子化の中で、誰が働き、誰が支え、誰がサービスを受けるのか。

 

そこを考えずに外国人問題だけを切り出しても、答えは出にくい。

 

 

選挙になると、どうしても分かりやすい言葉や刺激的な主張が目立ちます。

 

でも、日々の生活に直結するのは、実際はもっと現実的で地味な問題の積み重ねだったりします。

 

外国人をどうするかという話も、感情ではなく、生活の視点で考えてみてもいいのではないでしょうか。

 

 

繰り返すけど、どの党が正しい、どの意見が正解、という話ではありません。

 

ただニュースを見るときに、
「それで僕らの、僕らの子供達の生活はどうなるんだろう」
と一歩立ち止まって考える。

 

そういう姿勢が選挙で一番大事なことなのかもしれません。